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20階

作者: 真悠子
掲載日:2006/12/16

「今、ここから飛び降りたらどうなるかな?」

           

一人の女が、20階建ての高級マンションのベランダで、そんな事を考えていた。

           

女は今年で25になる、未婚のキャリアウーマンだ。

           

女には、自殺願望があるわけでは無い。

           

生活に困っているわけでも無いし、会社でもそれなりの成績は残している。

           

しかし彼女には今、自分を試したいという好奇心があるらしい。

           

ここから飛び降りる事で、あっさりと死んでしまうのか。

           

そしたら何処へ行くのか

           

目の前に起こるすべての出来事が、女にとっては幸せであった。

           

いつしか女は、不幸を求めるようになっていた。

           

そんな感情が、まさに今のこの状況を生み出したのであろう。

           

女はベランダのフェンスに足を掛けた。

           

「試してみよう。」

           

女は遂に飛び降りてしまった。

           

           

さて、ここで物語が終わってしまったのなら、この小説を書く意味が無いだろう。

           

この小説には、とんでもない裏があるのだ。

           

何故ならこの女は、20階から飛び降りたのではなく、20階建てのマンションの1階から飛び降りたのだから…

           

女は今も、元気に暮らしている。

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― 新着の感想 ―
[一言] どうも初めまして、春功と言います。私も物書きの端くれです。 オチにはびっくりしました。しかし、こういうのはありふれていますよね。 題材はおもしろいと思います。 がんばってくださいね。
[一言] 周りと同じ意見ですが落ちまでもっと引っ張って伏線を張った方が良いと思います。
[一言] 昔からある古典的なトリックストーリーですね。小学校の時に披露して、物凄く非難を浴びた記憶があります(ちなみに私は百階とか言ってました) 短いながらスマートにまとまっていて読みやすかったですが…
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