聖座の集い - 1
『聖座の集い』、それは画期的な最終手段。
天の声を聞き、その助言をもとに決定しようとする。
わかりやすく見えるように、聞こえるように、街のプリーストが手伝ってくれる。
私の前に5人の天使が現れた。
中央の1人は他の天使よりも威厳をまとった格好をしている。
誰がどういった者なのか、プリーストの説明を聞いてもぼんやりしていたため、ここでは来ていた服の色で判断したい。
黄色、赤、青、緑、そして中央が黒。
早速だが、質問をする。相談をする。
私はいまどのギルドに入るべきか悩んでいる。
いま大きく悩んでいる2つのどちらが良いだろうか?
ナッシュは大きいギルド。私の憧れのギルドだった。
私のスキルは活かせる。
命令のままに動くため、さらなる成長はできないと考える。
新しいスキルで連帯はするが、それが成長につながるかは謎である。
最悪、そういうことはギルドに入らなくても学べるものだから。
ハドルドは活発なギルドで、大きくはないギルド。
私の得意とする防御魔法と攻撃魔法との連携、今までの経験を活かせる。
貢献しなければならないという思い、大変そうという思いがある反面、楽しそうという感覚がある。
小さいが故に自由さがある。
すると、天使たちより返答が来る。
黄色:
感情的満足度はハドルドが勝っている。
楽しそうという感情を大切にすべきだ。
赤:
短期の安定はナッシュ、序列コントロールできるのはハドルド。
成長の未来が思い描けないのは問題だ。
青:
スキルの太さはハドルド、綺麗さはナッシュ。
自身で変えられるなら強い。新しさは最初だけ。
緑:
近い未来、どっちをやってた自分を好きでいられる?
冒険者として、自分の思想を入れたいならハドルド。
黒:
あなたがある程度成長をしたと感じているならば、ハドルドで試行錯誤。
あなたが他のギルドに転々とするならば、ナッシュ。
しかし、あなたはすでにハドルドにワクワクしている。
だからこそ怖いだけ。
近い未来、「安定を取った自分」と「挑戦した自分」、どっちを後悔しそう?




