第2話 ギルド、ナッシュ
ギルド、ナッシュ。
それは私が訓練生の時、ナッシュの攻略祝いの式典を見て、どうも感動したのを覚えている。あの頃からナッシュは存在していて、一度は落ちぶれたかと思われたが、いまもなお現役で活躍しているらしい。
大きく、そして、入れば、名誉あることだろうし、誰に言っても恥ではない。
あまり親にいうこともないだろうが、納得はしてくれるだろう。
友に言ったら自慢と捉えられるかもしれない。
いや、古いから、それだけじゃなく、知らないことだってある。
割と地方のギルドだから。
でも、私にとっては、中心的存在だったし、もちろん途中考えないこともあったことにはあったが、やはりあの頃の祝典の印象が今でも残っている。
たまに祝典にも参加したし、そう、それだけ活躍しているとも言えるわけだが。
それは長く守ってきたという意味でのものであって、大きく全世界を駆け巡るほどではない。しかし、世界各地でその活躍が知られていることはたしかだ。
この地方だけじゃないところでも魔物を倒しているとあれば、当たり前なのだが、私が暮らしていないところの話というのはなかなか入らないものだ。
しかし、改めて調べてみると、私の地方でも活躍しているグループはあった。
グループは他ギルドとの連携部隊だったため、また、連携先の部隊の方が認知度というか、宣伝が上手いというか、それもあって、ナッシュが関わっていたとは知らなかったのだ。
そう考えると、ナッシュはいろんなところでバックアップとして機能していたのが窺える。
私がたまたま通りかかった式典も実はナッシュのものだったりした、というのも判明した。興味深い。
それだけ名の知れたナッシュ、しかし評判はまちまちのようだ。
圧倒的に大きいからこそか、その狩りは決まったルールのもと行われる。
でも大きいからこそ、報酬も大きい。まぁ、この後、話すが、ハドルドの方がかなり良い待遇なわけだが。それでも、一般冒険者よりは断然いいと言えるだろう。
ナッシュは指揮している中心人物が遠くにいるらしく、私が所属する部隊は、命令を聞いてそれを行えばいいという感覚になるらしい。もちろん、私のスキルが活かせるとはあるが、さらなる成長はできないと見ている。
いや、そうでもないか。今回の募集は防御魔法中心で、それも使ったことない連携スキルで連帯するらしい。
悩ましい、これだから悩ましい。
先に次もまとめたくなった。




