表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/23

# 15. 妥協

妥協。

私は何を妥協すべきなのか。

なにに対して、どうでもいいと、適当さを発揮させればいいのか。


報酬か、実戦経験か、仲間との交流か、派遣先の環境か、将来の安定さか、見栄か。



そもそも将来の安定さなんてものは保証できない。いくら考えても仕方ない。未来を考えるだけ無駄だ。

それは魔王襲来などが良い例だ。それは突然やってくる。それによって、いくつものギルドは解散した。


所属したギルドが同じようになっても、なることがあるかもしれないのだ。


その時の臨機応変で過ごす。それもまた楽しみでもあるわけだから、そこにはこだわらない。こだわる必要がない。


未来が不要であれば、大切なのは、過去なのか。

過去は思い出だ。後悔をなくすこと、これは大切であろう。あの時の選択、それに後悔することは多い。だからこそ、今こうやって迷ってしまうのか。悩んでしまうのか。でもこれが重要で、こうやって悩んで後悔しないようにしたいのだ。が、これもまた正解なのだろうか。どの選択をしても後悔するときは後悔するし、悩んだ分、考えた分だけ、後悔の度合いも増すのではないだろうか。


適当に決めたことのほうが割り切れる可能性はある。適当に決めたのだから仕方ないと。

だって、コイントスで決めたことに後悔するのか?

コイントスを使ったことには後悔するかもしれない。


そう考えると、後悔する時は後悔するし、後悔しない時は後悔しない。

過去のことを考慮するのは無駄なことなのかもしれない。



では今のことを考えればいいのか。

今、を考慮するならば、別にどのギルドでも問題ないのだ。それは今、希望しているところだからである。滑り止めを除いてだが。


今、何をしたいのか、どのギルドも、楽しそうではある。それは狩りが、というよりは、ギルドに所属することで受ける自身への恩恵、ギルドメンバーとの交流、などであろう。


どちらにも所属することはできないだろうか。

なぜ一つの場所に、一つのことに注力しなくてはならないのか。


時々は薬草取りを、時々は狩りを、時々は吟遊詩人を、してもいいではないか。


もちろん、それによって専門性はなくなる。

ほかの薬草取りよりも目利きはよくないだろうし、狩りも小物ばかり、演奏も下手くそ。

それはまるで訓練生のよう。それは成人ではないし、それではお金は得られないのだろう。


お金を得るということは、専門性を高め、そこに従事することで得られるといっても過言ではない。


専門性を高めることは重要であるが、そこはつまらないと感じてしまう。得られる知識が限定されたり、真新しいことがなくなるから。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ