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13. 私の欲求

私の欲求。

それは、将来的な安定、なのか、なのだろうか、どうだろうか。

将来的な安定は、いまの安定を引き延ばせばいいのではないだろうか。

いまの安定が継続するかがわからない。だからそう考えているのか。


本当に将来的な安定が必要か?

不安定を楽しんでいる自分もいるし、楽しめる自分もいる。


なぜなら、いままさに不安定だからだ。ギルドの移り変わり、これは不安定だ。

逆にほかの人が寄り付かない対応。



では、安定を求めているわけではないのであれば、不安定を求めているのか。

あり得るかもしれない。それは混沌とした世界にある。それは予期せぬ事柄の連続。未知の体験。何が起きるかわからないからこその楽しさ、真新しさがある。


そうであるならば、たしかに、大きいギルドは安定している問題はある。


魔法学の問題は、ここに関連して来るのか。


幅広く魔法が使えることに楽しさを感じる。

それによって色々なことができる。

それを実戦で使わなくてもいいのだ。

私は学び、それが使えるようになることが嬉しいのだ。


魔法学は実戦以外でも得ることは可能だ。本を読んだり、学院に戻って昔の先生に聞いてもいいし、街中で冒険者から聞いてもいいし、その辺の人に聞くのも悪くはない。


しかし、それをギルドで学びたいと、得たいと思っている。それは今後、実戦でも使えるようにしたいというのもあるが、それにかける時間が圧倒的に多くなるからだ。


ギルドでの旅路は人生の大半を占める。その時間を何に使うかが重要である。

人はそれを薬草取りに使うこともあれば、商人として使うこともあるし、楽器を練習するかもしれないし、ただ遊んで暮らす者もいる。



私は冒険者として、魔法を使った実戦に人生を捧げているわけだ。


最近では、そこはあくまで報酬のためとしている人生観もある。

私もそういう性分でもある。狩りだけが全てではないのは事実だ。その報酬で得る休暇もまた重要なものだ。


しかし、実際、時間を取られるのは事実である。

ギルドでの活動に大半の時間を費やす。


だから、ギルドでの仲間との交流も大切だし、そこで使える魔法、連携技もまた妥協はできない。


そう、妥協できない、というのが足枷になっているのか。


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