表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/20

10.5


どこで道を踏み外したのか。それはあの暗黒時代のせいか。それとも、冒険者になって、その過酷さを経験したからか。

そこまで過酷さを受けたのか。もっと過酷なダンジョンに、任務に、行っている人は大勢いる。

そこで死んでいるものも、大怪我をしたものもいる。


私はそこまでの体験はない、だろう。

吟遊詩人や他の冒険者の話を聞いてそう思った。そうだと思う。

町の人たちの生き方も見てそう感じた。

時代の流れがそういう形になった。そう、影響を受けやすいから。


理由はわからないが、ひとつは報酬にこだわっていることもある。

報酬によって身につける装備品は違ってくるが、それで他人と比べてしまうのではないだろうか。

他人よりも良い装備をしている自分に陶酔しているのではないだろうか。


ナッシュは大きいギルドだが、なぜかハドルドの方が報酬は大きい。

ハドルドは小さいながらも、その特性から、他のギルドがこなせない依頼もこなしている。また、国から支援も受けている。

報酬が多い理由はここにあるだろう。

そこで依頼をこなして、良い装備品を買える。それを身につけて、見栄を張る。

大きいギルドに入って、所属ギルドを他の人に見せて、見栄を張る。


けっきょくは見栄を張りたいだけなのかもしれない。


私が冒険者になったのは、そんな浅い理由なのか。

浅いかもしれない。凱旋パーティーを見て、それがある意味きっかけで。

でもそれもある意味、見栄。

粛々とお祝いもできたはずなのに、英雄に仕立て上げるという。



報酬が多ければ、生活は楽になる。そんなにその2つには報酬の差はない、か。

しかし、割とある、か。それは贅沢5回分くらいは違う。けっこう違う。

支給の装備品がいいとはいえ、ギルド所属の見栄が張れるとはいえ、その贅沢の分を考慮すると、やはり迷わざるを得ない。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ