じょうほうのうみでおぼれている
『情報の海で溺れている』 -じょうほうのうみでおぼれている-
情報の海で溺れている
情報量が多すぎる
情報が生まれて消えるまでが早すぎる
脳が理解するために活動する酸素が足りない
脳が拾い出すための神経速度が追いつかない
今よりも多い情報たち
前よりも速く感じる流れ
わたしの持つ力の衰えもある
でもそれよりも思うこと
周りは考え方を変えている
その捉え方が変わっているのだろう
物事を深くとらえない
言葉の意味を軽くとらえるのだ
深さは要らない
早さだけが重要なのだ
だから物事が理解できないのだ
だから相手がわからないのだ
情報の上澄みを浅くさらいながら
すべてを理解した気に陥っている
いっぱしの情報通だと
その道の専門家だと
はいた言の葉への批判など当たり前
拙いものが認められるのなど先のこと
それすらも判らず
そのことにも耐えられず
ただうわずみのせかいの
ただうわすべりすることのはのながれで
おぼれつつ
ながされつつ
およぎもせず
およいだきになる
きになるこころのしゅうちには
はずかしげもなくふたをして
はたからみればしゅうちのじじつに
めをそむけてひとをあざわらい
ひとのかけたことのはをのろうのみ
わからぬとおもうごまかしに
きづかれたあざけりのめからも
そのこころをそむけたまま
おぼれることもわからぬまま
まわりからきらわれている
みとめたくないそのために
みたくないものはみない
みたいものだけをみたいから
しんじつからにげたいから
わかることは一つだけ
たったひとつを極めれば
たとえ全てができなくとも
全て先へと通じる道が開ける
全ての場所へ通ずる道を拓ける
広く浅くでは届かない
深く深く
深奥へと至るものを極めて
極限へと至り初めて見えるものがある
聞いただけでは解らない
見て足掻いて手にして
それを捨ててさらに先へ
その先へその先へ
先へ進み続けて
なりふり構わずに
深奥のさらに奥へ
おぼれていては届かない
わかった気になっていては何も見えない
知った気になって
いい気になったまま
何も知らず
死するのみ
それを選ぶのもあなた
楽に死ぬのも選ぶのはきみ
わからずわかる気にならず
上澄みの言の葉でおぼれるのもひとの自由
あなたはどうする?
きみはどういきたい?
わたしは
どうせおぼれるなら
べつのものでおぼれたい
ふかくふかくそこへとむかいながら
そこでおぼれたい
ながされずにすすみつづけたい
じょうほうのうみでおぼれているあなたへ
もぐったしんおうでおぼれたいわたしより
-かいせつというか、いいわけです(^_^;)-
最近、こうした憤りというか激しい感情が出てくるとき、拙作の人物、狐の仮面が無意識に割り込んでくるような気がします(^_^;)
これは具合の悪い頃の意識なので、混じり方、仮面の被り方が中途半端ではありますが(苦笑)
さて、
これはここでの話ではありません。
別の場所で見たこと、起きていた出来事から思ったことを綴ってみました。
年末の出来事でした。
浅いこと速いこと、それは別に悪いことだとは思いません。
ただ、あの出来事を見た後に思うことは、ああしたやり方は好みではありませんね(苦笑)
特に深い考えでなくいろいろを決めつけて、マッチポンプのように相手を貶めて、そして手を差し伸べて赦す振りをする様子は、ちょっと見るに堪えませんでした。
遅くてもいい。急がなくても焦らなくてもいい。
できれば深く物事をとらえたいなと、そんなことを想いました(^ω^)
ちょっと過激な言葉づかいを失礼いたしましたm(_ _)m
口直しに写真を付けさせていただきます(*^^*)
◇◇◇◇◇◇◇◇
年明けに撮った朝日、暁色の蒼空2枚です("⌒∇⌒")
天理妙我さまから頂いたフェルト、干支ウサギです♪(^人^)
◇◇◇◇◇◇◇◇