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過去の幸せを私はまだ思い出せない

 そんなある日,ホントに乙女ゲームかと言うくらいキュンとした時があった。それはある大雨の日だった。

雨の中,小さい折り畳み傘を持ってきてた私は見事に雨に騙されたのである。その結果,現在の雨の状況は横振りの雨なのである。

「しまった…これでは資料が濡れちゃうじゃん…」ともごもご喋ってる時に,「すみません。俺,大きい傘持ってるんで,中,入りませんか」と言われた。これは入るしかないではないか!

-という具合で傘の中に入り,無事駅まで送って頂けた。翌日お礼を言ったら,アドレスを聞かれ,そこから少しずつ仲良くなっていったのである。


-そんなこんなを頭の片隅に,ナレーターと映像を流しながら私はコンビニで買ったお弁当を食べきり,飲み物を半分ほど飲み干したら,

「すみません。急ですが,また潜ります」

と言って,また彼の作った「記憶」へ潜り始めたのであった。

 -ピッ-ピッ-ピッ-ッ-…

そこで私は意識を失った。

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