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死神の操り人形  作者: カサミ
一章.操り人形と助手
10/11

10.淡い恋に隠れた殺意

目の前でこめかみを掻く先生はなんだこれはと言った顔をする。


「何で先生がここに?」先輩が驚いた様に先生に聞く。

「知らねぇよ、俺も今日ここに来いとしか言われてないからな。」青飼先生が言う。

「先生を呼んだのは僕です。」

僕は堂々と言う。


「ああ、君か。」青飼先生は声を零す。

やっぱり記憶にはあるんだな。

「それにさ、いったい何のこと?本当に事件だったっていうのは?」神崎さんが不機嫌そうに言う。

…あれ?何も言って無かったこと怒ってます?

「あの、何も言ってなかったのは悪かったけどさ、

これに関しては口外しない方が良いと思って、」

僕が言い訳しようとすると、青飼先生が、

「そんなことはどうだって良い。」と遮った。


「私が何で呼ばれているかだ。」

「貴方が一番分かってるんじゃないんですか?」

僕は先生を睨む。

「な、何を言ってるんだ?何のことかわからないんだが?」

先生は意味がわからないと肩をすくめる。

「まず違和感を持ったのは春凪さんの日記です。」


「春凪?何で春凪の名前が出てくるんだ?」

先生が僕たちを見渡す。

「春凪さんは笹森さんのストーカーだったんです。」

そう僕は答える。

「だから何で俺なんだ?呼ばれるのは春凪だろう?」

「あの。」神崎さんが手を挙げる。

「話が進みませんので、質問は後にしてくださいませんか?」

…あくまで丁寧な言葉は変えないらしい。


「じゃあそのストーカーの春凪の日記が何なんだ?」

先輩が聞いてくる。

「笹森さんにストーカー行為をする前から交際情報が

噂されていたことです。」

「始めはストーカーで悩んでいたのを勘違いしたと思っていましたが、それが違うってことになります。」


うんうんと神崎さんが頷く。

「じゃあ何でそんな噂が出ていたのか?

可能性は色々ありますが可能性が高いのは、

1.周りの人の勘違い。そして、もう一つ。」

一瞬間を開けて話す。

「実際に付き合っていた人物がいた可能性です。」

先輩が驚いた顔をする。神崎も同様にだ。


「でも、笹森の日記には一切彼氏のことなんて書いてなかったじゃないか。」先輩が驚いた様子で言ってくる。

「はい、だから考えました。日記に書かなかった理由を。」

「笹森さんは心配性っぽいような感じでした。

それを踏まえて考えるとある一つの可能性が考えられます。」先輩や神崎さんが固唾を飲む。


「周りに口外できないような交際だった場合です。」

「口外できないような交際?」

神崎さんが聞き返してくる。

「ああ、例えば有名人など交際事実が流れちゃいけないような人物。もしくは…。」

「もしかして、、、、先生?」神崎さんが先に言う。


「うん、そうですよね?青飼先生?」

僕が先生に視線を移す。

一瞬の沈黙。先生は一歩離れる。

「何のことかな?」先生はニコニコして話す。

「先生が笹森さんの付き合っていた人物だと思っています。」僕の言葉に対しても先生は動じない。

「何か証拠でもあるのかな?」

「決定的な証拠ってほどでもありませんが、

あるにはあります。」そう僕が言う。

「じゃあ言ってみろ。」先生がだんだん攻撃的になる。


「わかりました。それです。」

僕は先生の方を指差す。先生は意味がわからない風に肩をすくめる。

「そのネックレスです。」僕はそう告げる。

「これが?」先生はネックレスを手に取る。

「はい。」

「これのどこが証拠なんだ⁉︎」先生は吠える。


「それ自体は証拠ではありません。それを先生が持っているのが証拠なんです。」

「持っているのが?」先輩が何がおかしいんだ?と首をかしげる。

「それと同じものをある人が持っているんですよ。」

「それってまさか…。」神崎さんがはっと息を飲む。

「そう、笹森さんですよ。」

僕は春凪さんが撮った写真を見せつける。

笹森さんの首から見えるのは青飼先生と同じ色同じ三日月のネックレスなのである。

一瞬先生は考えるような素振りをする。

「それだけか?」呆れたように先生は言う。

「そんなのたまたま被っただけだろう。そんなの証拠に、」


「なります‼︎」

そう声を上げたのは神崎さんだった。

「先生は言ったはずです。このネックレスは特注品だと。」

僕は頷き、補足する。

「たまたま同じ特注品を頼んだなんてことあり得ません。

これは笹森さんと付き合っていた証拠になりうるものでしょう。」そう僕が言う。


全員が沈黙した。

みんなの視線が青飼先生に向く。

そして青飼先生は口を開いた。

「確かに…俺は笹森と付き合っていた。…いけない事だとは分かっていた。教師と生徒の恋愛なんて…、

だから、笹森の自殺については悲しかったし、忘れたかったんだ。」

先生は話を続けようとするが僕が言葉で遮る。


「笹森さんと付き合っていたことを認めるんですね?」

「ああ。だからなんなんだ。そんなこと掘り返して。」

先生は早口ではなす。

「確かに生徒と付き合っていたことはいけないことだった。だけど笹森の自殺に関して関わった覚えはないし、

笹森はストーカーで悩んで自殺したんだろ?

俺は関係ないだろ⁉︎」


そう、笹森さんがストーカーで悩んでいたことは事実だ。

そして青飼先生と付き合っていたのも事実だ。

そうなると不審な点が出てくる。

「笹森さんには彼氏がいた。それに、教師という立場の

彼氏が。」


みんなが今更何を言っているんだ?と言った顔で見てくる。

僕はそんなみんなを見ながら話を続ける。


「そうなるとストーカーについて相談しそうじゃないか?」

一拍置いて僕が言う。


「確かに。家族とは違った存在だし、教師という立場でもあった、相談相手にはうってつけかも。」

神崎さんたちが納得していると、

「さっきからよくわからないことをペラペラと。いったい何が言いたいんだ?」

先生が顔を真っ赤に染めて吠える。

僕は少し考えるが、

「僕は貴方が笹森さんを"殺害"したと考えています。」

僕の言葉に全員が動揺する。

青飼先生は目が泳いでいた。



最初に言葉を発したのは先輩だった。

「待てよ、笹森は自殺じゃ?」

「確かに警察は自殺と判断しています。」

「それじゃあ。」

「ですが、」と僕は話す。

「それは揺るぎない自殺の証拠があったから…、

それは……。」


「遺書?」神崎さんが自信なさげに言う。

「そう、遺書です。」僕が肯定する。

「そうさ!遺書があったんだろう?じゃあ自殺じゃないか。何を考えたってその事実は変わらない。」

青飼先生が捲し立てるように言う。


「ですがその遺書が遺書ではなかったら?」

僕がそう言う。

「何を馬鹿なことを。」先生は言うが、他の二人は興味津々に話を聞いている。

「言い方を変えましょう。

あの遺書は別の用途で書かれたものだとしたら?」

「別の用途?」先輩が聞き返す。

青飼先生は相変わらず動揺している。


「確か遺書の内容は、

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

お父さん、お母さん、16年間育ててくださって

有難うございました。

これから迷惑をかけるかもしれませんが、

よろしくお願いします。       茜

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

だったよね?」と神崎さんは言う。

…一言一句覚えてるのかよ。スゲーな。


「うん。確かに遺書のように見えるけど、自殺じゃないという前提で見てみるとまた違ったものに見える。」

みんなが考える。そして、

「これって⁉︎」先輩は気付いたようだ。

「そうです、両親への感謝の手紙です。学校にある掲示物のようなね。」明らかに青飼先生の手が震える。


「あれを遺書として置いておいたんですよね?」

僕が先生を見ながら話す。

「な、なんのことかわからん、しょ、証拠すらないんだからな。」先生は反論する。

反論したところでだ、

「証拠もあります。あの手紙と掲示物の紙を調べれば良いんです。同じ紙でしょうから。」

「そ、そんなの掲示物の紙を使って遺書を書いたかもしれないだろう?」

…見苦しい言い訳だ。

心の中で呟きながら言葉を紡ぐ。


「ならあの手紙の指紋を調べてもらいましょう。」

そう僕が言う。

「ああ調べれば良い、わたしの指紋なんて出ないだろうから。」何故か自信ありげに話す先生は鼻を鳴らす。

おそらく指紋を拭き取ったとでも言いたいのだろう。

「いや、逆です。」

「逆?」

「先生はもちろん、そしてプリントを配った生徒などの指紋が出ないのがおかしいのです。確実に触ったでしょうから。」そう僕は言う。

「なっ⁉︎」

「まぁ、プリントを配った時、手袋をしていたのなら別ですが。」僕は煽るように言う。


「だ、第一に何で俺が笹森を殺さなければいけないんだ?」

「さっきも言ったように、彼氏である貴方にストーカーについて話さないのは不自然なんです。」

「それで?」

「それで考えると、こういう想像ができます。」


「本当は話していた。という可能性です。」

「話していた?」神崎さんはどういうこと?と首をかしげる。

「そう、そしてストーカーを追い払うのに一番最適な方法を笹森さんは思いついた。」

「最適な方法。」先輩が繰り返す。

「付き合っていることの暴露。」

「「なるほど。」」

神崎さんや先輩が納得がいったように反応する。

僕は話を続ける。

「でもこれは笹森さんにとって良い作戦でも青飼先生からしたら最悪の作戦だ。」

「確かに、生徒との恋愛という禁忌を犯してるんだからな。」

先輩が言う。


「それに先生は気付かなかったのかもしれませんが、

屋上にペンキの跡があり足跡が残っていました。

こぼれた日付と貴方の靴を調べれば証拠になります。」

そう僕が言う。


しばらくの間誰も言葉を発さなかった。

沈黙が続く。

そして、

「本当に…殺…つ…りは。」

先生が蚊の鳴く声でボソボソと呟く。

「なんて言ったんですか?」

「本当は殺すつもりじゃなかったんだよ!!!!!」

先生が思い切り声を上げるものだからビックリする。


「先生、な、何を?」先輩が驚いたように言う。

「笹森はストーカーに悩まされていた。正直に言ってどうにかしてあげたかった。だが、彼女が言ったんだ。」


「先生と付き合っているって言えばストーカーが諦めるってな。」

…やはりか。

「俺のことを考えずに、勝手なことを。だから…だから

公表しようとする笹森を止めようと。」

…それで殺してしまったと。


「ふざけんな‼︎」先輩が叫ぶ。

「他にも方法があっただろ‼︎殺さなくても説得して。」

先輩の言葉を聞くと先生は膝をつき肩を震わせる。

先生のすすり泣きが病室に響く。

「これが事件の全てです。」

僕は先輩にそう告げる。

「流石、柚木だな。」

僕は照れ臭く首を掻く。

だが神崎さんは不機嫌そうだが。


そこで扉からある人が入る。

「話は聞いてたぞ。ナイスな推理だったな。」

入ってきたのは刑事である僕の叔父である。

「僕が呼んだんです。」

そう僕が言った途端、ダッという音が聞こえた。

「先生⁉︎何をしているんです?」

先生は窓に足を掛けていた。

「俺は大変なことをしでかしたんだ。死んで償う。」

今にも飛び出してしまいそうなくらいの勢いだ。

何か声をかけたらすぐ飛び降りそうだ。


僕も神崎さんも叔父さんも動けずにいた。

そんな時、ある一つの声が響いた。

「死んじゃダメだよ‼︎」

空きっぱなしのドアの前にある女の子が立っていた。

「三奈木ちゃん。」神崎さんが驚いた声で言う。


三奈木ちゃんは神崎さんにニッコリ笑って先生に向き直る。

「そのお姉ちゃんが言ってたの。人には生きたいっていう気持ちが絶対にあるって。だから自殺なんて絶対にダメだって。生きたいっていう気持ちを信じるべきだって。

だから、そんな気持ちを無駄にしちゃいけないよ‼︎」

三奈木ちゃんが叫ぶ。

そんな三奈木ちゃんを見た神崎さんが言う。

「青飼先生、何で笹森さんがストーカーについて

先生に話したか、考えましたか?」

「それは、どういう?」先生が聞く。


「笹森さんはストーカーに、もう嫌っていうほど追い込まれていた。死にたいって思うほどに。

でも、死のうなんて考えずに先生に相談した。

確かに先生のことを考えてなかったかもしれません。」

神崎さんの頬に涙がつたう。

…そうか、笹森さんの霊が言った「ごめんね。」って、

先生に対してだったのかもしれない。


「でも‼︎それは笹森さんが生きたいって気持ちが表れていたんじゃないですか?

そんな気持ちを踏みにじったんですよ。なのに、自分の命を投げ捨てる権利がどこにあるんですか‼︎」

神崎さんの目に涙が溢れる。

「……もっともそんな権利、誰にも無いんですがね。」

神崎さんが熱い思いをぶつける。

しばらくの沈黙。

先生は膝から崩れ落ちる。

先生の目にはものすごい量の涙が溢れていた。

…ふと横を見ると、先輩も泣いていた。

あれ?僕の目にも涙が。

「なんだ?これ?」

叔父さんが目を拭いながら言っている。


…これが、この力が、死神さんが神崎さんに死神のパペットをさせている理由だろう。

人の心に言葉を響かせる力。

誰にでもある力、でも神崎さんはそれが人一倍強い。


先生は涙を流しながら叔父さんに連れて行かれる。

部屋を出る時、青飼先生がすまなかったと言った。

誰に対して言ったのかは分からない、

けど、罪はしっかり償うべきだ。


「いやー、流石死神のパペットだね。俺まで泣いちゃったよ。」

「いや、泣かすつもりはなかったんですけどね。」

神崎さんは笑みを溢す。

「でもこれで死神のパペットの仕事は終わりです。」

「そっか、俺、もうすぐ…。」

「残念ですが。」神崎さんが俯く。

「おい!柚木‼︎なにしゅんとしてんだよ。シャキッとせい‼︎」

なにも言えない僕に先輩は声をかける。

「今回のようなすごい推理ぶちかましていろんな人の

悩み晴らしてやれよ。」

「はい。分かってますよ。」僕が言うと先輩が笑う。

…ん?

「約束だぞ。」

…まあいいか。

「はい!」

そう言う僕を神崎さんがニッコリしながら見つめていた。


―――――――――――――――――――――――――――


車に揺られながら考え事をしていた。

俺は笹森を殺してしまった。間違いだったとはいえ遺書の偽造や犯行を隠したりなど逮捕されないようにとしてしまった。

素直に自首しておくべきだったのかもしれない。

罪から逃れようとするべきではなかった。


そんなことを考えていると、キキーといった、

言葉に表せないくらいのブレーキ音がした。

シートベルトが食い込む。

…なっ?

横の刑事さんが意識を失っていた。

一様ここは路肩。道路の邪魔になっていない。

「刑事さん?刑事さん?」とどうにか起こそうとしていると、ガチャ、と車の開く音がした。

横を見ると、フードを深くかぶった人がいた。

「出ろ。逃してやる。」そいつは男の声で言う。


逃してやる?コイツは確かにそう言った。それが本当だったら、逃げるチャンスだ。

…だが。

(それは笹森さんが生きたいって気持ちが表れていたんじゃないですか?

そんな気持ちを踏みにじったんですよ。)

あの女の子の声が頭で響く。でも…。

―一度、笹森に謝りたい。

「分かりました。」

ドアを開いて外に出る。そして男の後に続く。

夕日が空を燃やしていた。


男が路地の真ん中までに入り後ろを向く。

フードの中の顔の口角が上がる。

「な、何を?」俺は呟く。

「お前は罪を犯した、なのに逃げようとしたってことは、

償うべき罪から逃げたってことだよな。」

男は腕を上げる。

何をしているのかわからない、まるでそこに大鎌でもあるかのように見える。

「お前はなんなんだ?」

俺の質問など気にせず走ってくる。

男は腕を振り、見えない鎌が振り下ろされる。

お腹にものすごい痛みが走る。

「ぐわぁぁ。」変な声が出た。

口から血がでる。…吐血。死を直感する。


人は自分のことしか考えない人が多いんだ。

俺も笹森もその中の一人だったんだ。

だからこそ、互いの意見を聞くことが大事だったんだ。

「先程の質問の答えだが、俺は…」男がそう言いその正体を口にする。

…嗚呼…なるほど…だから…。

一瞬、笹森の笑顔が目に浮かぶ。「笹森、すまなかった。」

そう呟くとすぐ俺の意識はフェードアウトしていった。


―――――――――――――――――――――――――――


病院からの帰り道海岸沿いを歩いていた。

「何で遺書が偽物って思ったの?」

「ああ、あの遺書を持った神崎さんの手、黒くなっただろ。あれが下書きのシャーペンのものと思ったんだ。

遺書に下書きはあんまりないだろ。」

「なんで言ってくれないかなー。ビックリしたじゃん。」

神崎さんが睨みながら言ってくる。

「仕方がないだろ。先輩が先生を殺してしまったりしたらいけなかったから、察せられたらいけなかったんだ。」

僕は笑いながら言う。

「私、何もしてないことになるじゃん。」

悲しそうに神崎さんが言う。

「それは違うよ。」僕ははっきりと言い切る。

「え?」と驚く神崎さんに、

「神崎さんがあの時止めないと先生は飛び降りたかもしれない。」と僕が意見を述べる。

「それだけじゃん。」

「いや多分、もっと仕事をしているよ。」僕が前を向く。

「ママー、こっち。」

目の前に三奈木ちゃんが笑いながら通る。

「ね?」神崎さんの方に向く。

「ふっ、ありがと。」神崎さんがニコッとする。


「これで終わりかー。」僕は背伸びしながら呟く。

「え?何言ってんの?」神崎さんが心底意外そうに言う。

「何が?」

「これからも手伝ってよ。私も頑張るから。」

「い、いや…それは。」

「森さんに言ってたじゃん。」ふふふと神崎さんが微笑む。


「よろしくね。助手の柚木くん。」

―微笑み道を歩く神崎さんの後ろで夕日の赤で明るく染まっていた。


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