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晩乃葩第三作目。

四百文字小説。

 校庭の隅に、一輪の花が咲いていた。白い花びらを五枚つけた、儚くて、可愛らしい花。それは相当注意していなければ気付かないほど小さかった。私はそれを、風邪の為体育の授業を日陰で見学しているときに見つけた。

 茎は細く、葉なんて無いのと同じくらい小さなものだった。こういった花は群生しているのが普通だと思っていたため、たった一輪だけ咲いたその花が不思議で仕方なかった。そよそよと風が吹く。すると、その花もそよ風に合わせて小刻みに揺れる。その姿は、震えているようにも見えた。しかし、寒さで震えているのとは違って見える。私には、その花が春の訪れを喜んでいるように思えた。まるで生きているかのようなその姿に、私は思わず微笑む。

「君も嬉しいんだね」

 返事は返ってこない。当たり前だ。ふと足元にボールが転がってきた。それを受け止め、仲間に投げ返してやった。再び振り向いたとき、その花はさっきよりも綺麗に見えた。

今度は四百文字小説に手を出してみました。

テーマは題名の通り「花」。

描写練習として書いたものです。

三十分で書いたにしては、まあ見れるようになったかと。

……もっと練習しますすいません。

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