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忘却のテンペスト

作者:ひろゆき
 わかっているはずだった。
 どれだけこの旅が辛く、過酷で途方もない旅になるってことを。
 人はそれぞれ。
 すべての答えが一つだなんて決まっていないことも知らなかった。

 エリカと二人。
 決意が揺らぐことはなかった。

 ある人を旅のなかで捜そうとしていたのは。
 名前も、顔さえも曖昧だというのに。
 それこそ、間違いだろう、と人は笑うだろう。
 だってそれは、町を襲う災害、“テンペスト”に立ち向かうようなもの。
 町を襲う黒雲を追って旅するようなものだから。
 人は、得体の知れないテンペストを恐れ、それぞれの町で祭りと称した儀式を行っている。
 きっと様々な形に遭遇するだろう。
 信じられるたまろうか。
 でも、きっと僕らが口を挟むことはできない。
 それが正しいのだと、疑うことは誰もしないから。

 わかっているはずだった。
 自分たちが旅を続けるには、危険なテンペストと向かい合う過酷な旅になるんだって。

 そう。
 二人で覚悟して旅を始めたんだ。



 二日に一回のペースで更新していこうと思います。
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