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不敵で不適な入学試験

俺は今、墨字学園の入学試験に来ている。中高一貫校なので受かった場合は編入という形になるがまず受からないだろう。何故なら俺は紋様学の勉強を一切していない、そもそも紋様学じたいまだ新しい学問だしそんなもの使わなくても普通に生きていく上では必要のないものだからだ。

警察や自衛隊に入るなら異界からこぼれた化け物や侵略兵器に対抗するために修める必要があるかもしれないが、そうでないなら抗体や治癒力強化の紋様だけ覚えていれば健康体で生きていけるのだから無理して紋様を刻む痛みに耐える必要は本来ないのだ。

だから俺は滑り止めに総合科を受けておいた普通科の専攻がない以上この総合科がそれに当たるのだろうと予想して。

紋様科だけは絶対に受けたくない、別に紋様が嫌いな訳ではないが単純に術式やら応用やらが難しすぎて覚えられないし、一人の人間に刻める紋様には限りがある。偏向報道で誤解されやすいが紋様も万能ではない特に脳の場合は同じ紋様を刻んでも個人によって全く違う効果を得たりするからだ。

もしくは同じ効果でも得られる恩恵に差異が生まれる、脳と

紋様の関係はブラックボックスなのだ。

そんなよくわからないものを自分の身体に刻むのは抵抗がある、万が一紋様科に受かっても総合科に入るつもりだ。

「まぁ、あり得ない話だが」

そもそも総合科に受かるかどうか怪しいものである。

「基礎が出来ればそれでいいか」

落ちたときは職業相談所に行けばいいしな、こんどは周りに流されず自分で向いてないと思った仕事を紹介されても。

「俺が変えてやる」

なんか周りから視線を感じるがひょっとして独り言が漏れてたか?

羞恥のあまりぎこちない笑みを浮かべながら俺はその場から離れた。

設定を話しに混ぜるの難しいですね、もっと分かりやすく簡潔に書けるようになりたいものです。

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