出会いは必然の・・・
まぁ生まれ変わって大切な人に出会ったっていう話です。。。
短くて単純なので、
気軽に見てください。
「さぁ。一緒に行こうよ。」
そう朗らかに微笑み手を差し出す少年が居た。
それは昔の事。
ずっとずっと昔の最初の記憶。
彼は空の上の綺麗な少年で、私は地べたを這いずり回る醜い少女だったあの時の記憶―――。
彼は私に笑いかけ、私は彼に毒を吐く。
そんな浅い関係の私達。
変わることのない関係。
変わることのない私達、だったのに・・・。
どうして?
どうしてあなたは消えてしまったの・・・?
あなたは言ったのに・・・。
一緒に行こうって・・・。
ずっと一緒に居ようって・・・。
そう、約束、したのに・・・。
醜かった私を綺麗にしてくれた。
なのに、私はまた醜くなってしまった。
笑えってあなたは言った。
でも私はあなたにしか笑えない。
あなたにしか見せたくないの。
だから私は笑わないよ。
あなたが帰ってくるまでは、絶対に。
だから早く帰ってきて。
私はずっとここで待っているから。
あなたの帰りを・・・ずっと・・・ずっと・・・。
「・・・ただいま・・・?」
「・・・おかえり・・・?」
これは前世の恋から始まる恋の物語の続きの話。
ろくに前世の記憶がなにのに知らない人と挨拶をした二人・・・。
やっと出会えたはずの二人の久しぶりの、初めての、再会。
止まっていた歯車が再び動き出す―――
・・・・・のかな?
どうしてか藍猫の書く短編は物語のプロローグみたいになってしまう・・・。
こういう形が好きなのは事実なのだけど・・・。
どうでしたか?