表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

春から秘めた想いをこの日に託して

作者: 本羽 香那



 桜が満開の春に初めて出逢い

 その美しい凛とした姿に目を奪われた私は

 一瞬にして貴方に恋をしました

 

 貴方に少しでも近づきたいからと

 別に視力も悪くもないのに私は

 首が疲れる同じ1番前の席に座って

 貴方は常に肩を凝らせている私に呆れていましたね

 それでも口が悪いながらも

 懸命に話しかける私の話を

 しっかりと聞いてくれた貴方に

 私は更に恋をしました


 貴方に少しでも近づきたいからと

 今まで図書館で勉強したことがなかった私は

 苦手な人気が多い同じ部屋に行って

 貴方は集中しきれていない私に呆れていましたね

 それでも口が悪いながらも

 私の分からないところや苦手なところを

 一緒に考えてくれた貴方に

 私は更にもっと恋をしました


 貴方に少しでも近づきたいからと

 運動が苦手であるのにも関わらず私は

 無理をして同じダンス部に入って

 貴方は誰よりも体力のない私に呆れていましたね

 それで口が悪いながらも

 遠回しにアドバイスをしてくれた貴方に

 私はどうしようもなく恋をしました


 こうして貴方と知り合ってからもうすぐ1年

 すぐに恋に落ちたというのに

 いつまでもウジウジして伝えることが出来ませんでした


 乙女の決戦であるバレンタインで今から

 貴方への想いをチョコも手紙を揃えて告白します

 

 私の想いよ真っ直ぐ届いて

 小さな蕾に花を開花させて

 

 『貴方が好きです』

 


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
わぁ……きゅんきゅんしちゃう……!(´ω`*) 絶対相手もわかってるし相手もなんなら彼女のこと……。 花が春に咲くことを願わずにはいられませんね。 本羽さん、ありがとうございました。
良いですね良いな~アオハルや~。 これこそ、一足先の春って感じで良いですね(⌒‐⌒) うまく行きますよーに! 素敵な作品をありがとうございました!
上手く行って欲しい初々しい恋心ですね…! 上手に伝われー!!!そして出来れば成就してー!!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ