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料理1/2

どうも、和槻のKです。

最近は全く更新できずにすみませんでした。

ようやく俺もHHも時間に余裕が出来たので他の作品を以前の時日程通りに進めます。

これからもよろしくお願いします。

ちなみに、区切りは悪いですが火曜日から始めさせていただきます。

なおこの作品は不定期です。





料理1


登場人物 俺・芽衣・恂・母・多少父



先月の初旬くらいの話



恂「今日は僕が料理を作ります。」



母「どうぞ、どうぞ〜」



リビングでそんな会話を聞いていた俺と芽衣。



そして歌いながら母が俺の座っているソファーを奪取。


悲しみにくれていても仕方ないのでキッチンに何を作るのか聞きに行った俺。


俺「今日の晩飯何?」


恂「そうですね。知り合いから伊勢海老をいただいたのでそれをメインに何か数品。


床に転がっていた発泡製のケースを指差して包丁を濯いでいる人。


それからは別に俺を弄ることなどなくテキパキと進めていく。



そしてさっきから気になっていたことを口に出してみた。



俺「なぁ、俺はてっきり楽しそうに料理(主に解体)すると思ってたけど案外違うんだな。」



なんかこう、ズシュッ!!ザクッ!!ハハハハハ!!!


みたいなイメージを持っていただけに素直に驚いた。


恂「そんな酷いことはしませんよ。」


手を休めることなく一言。


驚きもあったけど人間らしさがあって一安心。

テレビのあるリビングに帰還した俺。


恂「……どうせするならリアクションがあるほうが楽しいじゃないですか……」



その言葉を聴いて思わず振り返った。


あまり変わりなく続けていたけど気のせいだよね?


気のせいだといってくれ、誰か!!!



料理2 前回と変わらない


前回の続き。


主に前回の一時間半後くらい。



恂「出来たので来てください。」


その言葉に心躍らせる俺たち家族。


四人掛けのテーブルにはたくさんの皿とその他色々。



芽衣「おお!豪華だ。私、伊勢海老なんて生まれて初めてだ。」


母「あら、御造りもあるわね。」


俺「・・・・・・・・・」


だって、何か悔しいじゃないですか、ねぇ?



それからいただきますを言ってメインとなるイセエビの何かを見た。


俺「なぁ、なんで俺の皿の上は基本的に緑が多いんだ?」


そう、俺のおかずは全てに緑がいる。


メインも全体的に緑だし、盛り付けの野菜はピーマン・ブロッコリーなど緑。


スープも緑で飲み物も緑だった。


恂「それは気分です。」


自分の分をお箸でパクパク食べて舐めた事をほざくバカ。


恂「それに色を決めているのは皆同じです。」


そう言われて正面にいる芽衣の皿を見た。


赤、赤、赤、赤…確かに色が統一されている。


俺「芽衣、おいしいか?」


さっきから黙々と食べていた芽衣が初めて俺を見た。


芽衣「おいしいよ。見た目と違って辛くも無いし、どちらかって言ったら甘口って感じかな?」


確かに赤いけどおいしそうに食べている。


芽衣は辛いものが食べれないからそれは分かる。


恂「ちなみに俺の色は黄色でご両親は白です。」



恂の言うとおり恂は黄色で母は白だった。


漸く安心して食べた。


伊勢海老がプリプリで確かにおいしかった。

甘みも合って


俺「おいしいな、たしか…辛い!!!!!!!!!!!!!!」


良く噛んでいると辛くなってきて、段々と感覚がなくなってきた。



自分の水とハハのを飲んだけど感覚はなくなっていた。


携帯を使って聞いた。


俺『何をいれやがった、舌が何も受け付けないぞ!!』


恂『レッドソースって知っていますか?あれを薄皮に包んでからわさびでコーティーングして伊勢海老で包みました。おかげで俺の分が少し減ってしまいました。』


俺『なんで自分の分まで使ってするんだよ!』


恂『そんなの決まっています。君だからです。でも一番手間がかかったのは君のですよ?』


そんなことで手間かけんでええわ、はぁ。


それからしばらくして父帰宅。


父「おお、恂君が来ていたのか。愚息、どけ!!」


それが息子に言う言葉か…


恂「さっさとどいたらどうですか、味覚オンチ。」


結局、満場一致(一命を除く)の結果となり俺はおいしく味わえなかった夕ご飯を見ているだけだった。


芽衣がその後梅うどんを持ってきてくれたときは嬉しかったです。


覚えていろ、恂!!!!!!!!!!!!!!!!!!


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