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天敵1/天敵2





天敵1


登場人物 俺・恂


今年の一月の中盤あたりのお話


久しぶりに遊ぼうと押し掛けるとなにやら電話をしている悪友。


顔がゲッソリしているのでルーズリーフで筆談をし始める俺


『なんか疲れてるけどどうした?』


『友達から電話がきてかれこれ3時間ちょっと続いているんです。』


『誰?長電話嫌いなのに珍しい。』


『学校の友達です。本当は切りたいのですが切ったら泣かれるので…』


『泣かすの好きだろ?何でダメなの?』


『彼女でもない人を泣かしても楽しくないので・・・それに口が軽いので僕が困るのです。』


『なんて子?』


『Iです。(この子はリアルに知らないので名前は出せません。)』


『付き合うつもりは?』


『ないですね。付き合ったとしたら身体の水分が乾ききるまで泣かし続けてやります。』


俺「痛い!!頼むから蹴らないで!!聞いた俺が悪かったから!!目覚めてはいけないものが目覚める!!」


とりあえず、その日からその人の名前は禁句になった。


どんな人間にも天敵がいると分かった今日この頃。



天敵2



登場人物  俺・隼人


今から一年か二年前の深夜



恂「聞いてください。」


珍しく飯屋で話していたとき


俺「お前から話すなんて珍しいな」


恂「塾で勉強していたんですが、Iさんも来ていて時間が時間だったので一緒に夕食をとることにしたんです。

それで買い物に行って僕は紅茶だけでIさんはジュースとクッキーを買ったんです。食べ終えてのんびりしていたんです。

塾に戻ろうと階段を下りたら物凄い音がしたので振り返ったらIさんが転んでいたんです。

手を差し出したらなんて言ったと思います?」


俺「さぁ?普通なら痛いとかだろ?なんて言ったんだよ?」


だってどっか打っただろうし。


恂「それがですね『クッキー、クッキー』ですよ?しかも泣きながら・・・なんだかもう一気に疲れが・・・」


ヤバイ、天然過ぎるやろその子・・・ 




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