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卒業/入院1


卒業


登場人物  俺・恂



俺「なぁ」



恂「とりあえず顔があまりにも悼まれないので死んでください。」



俺「酷すぎるだろ?!」



恂「さっさと話して下さい、ゴミ。」



俺「もう良いよ。お前っていつ童貞捨てた?」


恂「中学に入る前の春休みですね。」


それって聞こえは中学だけど小学生でって事?!


俺「相手って誰だよ?あのとき彼女なんて居なかっただろうが」


俺の記憶が確かなら新しい彼女が出来たのは中学一年のゴールデンウィーク前



恂「名前は知りません。知っているのは従兄妹の友達だったって事ですね。」



俺「え、ええええええぇええ!!」


↑意外すぎる回答で驚くしか出来なかった。


この後サンドバッグにされました(泣)



入院1


登場人物  俺・恂・詩織(俺の彼女)


インフルエンザにかかって入院している時です。



詩織「和也、調子はどう?」


優しい彼女が差し入れにリンゴとスポーツ飲料を持ってきてくれました。


俺「とりあえず頭が痛いかな。」


この時は解熱剤も使っていなくて随時熱が38℃前後ありました。


座薬を入れるかと聞かれましたが抵抗があったのでひたすら痛みに耐えていました。


詩織が席を立ったのでどこに行くのかと聞くとお手洗いと答えられたので寂しいながらも待っていました。



ドアをノックする音が聞こえたので返事をするとドアが開いた。


俺「詩織早かったな?もしかして・・・」



恂「残念でしたね、詩織さんでなくて。とりあえず差し入れに来ましたよ。」


恂の後ろに詩織が申し訳なさそうに立っていました。舌を出してゴメンネ、と言って。


可愛いなぁ、なんて考えていると段々近付いてきた悪友の手に持っているものが気になった。



俺「なぁ、そのゴム手袋みたいな白い手袋と小さな薬箱はなに?」


背筋に寒気を感じながら不気味なほど笑顔の恂に聞いてみた。


恂「あぁこれですか?なんだか解熱剤を使わないとかほざく奴が居ると聞いたので貰って来たのですよ、座薬。」


俺「お願いだからやめろ、いやお願いします!!来ないで!!詩織助けて!!」


詩織「ごめんね、和也。これも治す為だから…。じゃあよろしくね!」


そう言って部屋を出て行きました。


恂「では、詩織さんも出て行きましたし、始めますか。」


ゴム手袋をはめて近付いてくる悪友。


俺「いやだ〜〜助けてくれ!!詩織〜〜〜」


そのことのことは知りませんよ、はい。


大切なものを失った気がしますが。




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