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ベルビティ・ハッピーライフ  作者: ベル人さん
8/14

8———紙切れが気になるんです———

前回の話、ミネルバさんが唐突に学校の屋上にいたのは

びっくりしましたw

いやぁ~・・・いきなり出てくるのはいいけど、

 あの場面、どう見ても後ろからでしたよね??

  どっからでてきたぁ?!


・・・あ、なんでもないですw続きをどうぞご覧ください

  (゜Д゜;)


朝起きると、すごく良い匂いがして、珍しくすぐに目が覚めた。

 昨日の夜に、ちーちー聞こえてたから、たぶんあの二人だろうと思う。


案の定、朝食が準備されていた。



私「おはよぉ・・・。」


ネズナ「あらおはよぅ~♪ほらほら座って♪」


ネズノ「あのね!リンゴって今日暇?」



冬休み中だから、大体は暇なんだけど・・・

 何かを企んでいるような顔をしているから、何だろう?っと

 口に出してしまっていたようで、ネズノとネズナが二人で笑う。


ネズナがいうに、こっちの世界のデパートに行きたいらしい。

  二人は出かけた先で、ほしいものがあるようで、

   こっちのお金を持っているのがベルだけで、二人はっもって

    いないらしい、という会話の流れのせいか


私が購入する役割になってしまったのだった。



歩いて向かう私達、行先は隣町の大きなでかい店・・・。

 いやだなぁ・・・昨日あんなことがあって、疲れ・・・

  精神的に無理な状態で、人が多いとこに行くんでしょ?


あぁ・・・助けて・・・。


ルイ(不可能です。)


私(いや、ルイに言ってないって・・・。)



辿り着いた店、いろんな出店スペース、全部は回り切れないだろう

 大きい建物内で、周回しながら階層を回っていく。


ネズナは服と、アクセサリー、なんとなく女子なのがはっきりする物を

 夫のネズノの方は、男性向けのモノを同じ店内で買っていた。


・・・私の財布がタヒぬぅw


帰り際によったキッチンカーのクレープ屋さんで、衝動買いをし、

 二人でイチャイチャしながら、はい、あ~んっとかやってるし


私にとっては鬼畜イベントで見てもいられないんですがw


結局お昼になっちゃった、あいつらさんはご満足した様子。

 ネズノの方は、見疲れたようで、早く帰ろうか?と聞き始めている

  妻がじゃぁそうしましょうか、っと歩き出す。


あ~ぁ、私はつなぎの足だけで終わってしまったよぉ~

 いる意味あった?



・・・、いやいやただの空気読めないいるだけMOBでした。

  これをNPCっていうのだろうか・・・?


帰り際に、公園によっていくと二人が言うので、近くの公園

 例のどんぐり公園に行くと、猫が3匹いて、走って私の後ろに隠れる

  あぁ、やっぱネズミなんだなぁっと思い出して苦笑い。


すると、あちら側が匂いに気づいたのか、

  シャーシャー言いながら近づいてくる。



ネズナ「ひやぁあああ~」



もう一方は座り込んで目が点になっている。



私「シャーーー!」



負けずとまねしてシャーシャーしていたら、後ろから昌が走ってきて

 こんなところにいるとか珍しそうな顔して、目の前の猫に

  ガン飛ばしたら、猫たちが逃げて行った。


私が威嚇しても、あっちも威嚇してくるだけで、進展しなそうだったのに

 さすが、男の威厳てやつ?わからんけどw



ルイ(勝者、昌)


私(いや、そういう報告はいいから・・・。)


ルイ((*´艸`*))



なぜ笑ったし、っと思いつつ、昌がなんでこんなとこにいるのか

 聞いてみたら、私を探していたとのことだった。


よくわからないけれど、昌についていく私達。

 学校へと入っていく様子。


学校の屋上へ来た。


そこには、やよいとスズもいた。


・・・、え?ミネルバさん?なぜあなたも?


後ろから誰かが歩いてくる、私達以外に来るとすれば、

 うん、ベルさんが来た。



ミネルバ「これで全員ね?」


昌「これでいいんだろ?」


ミネルバ「上出来です。」


他全員「???」



私達全員を呼び出したのは、ミネルバさんで、昌はまとめて呼びに行く

 担当をしていた様子、でも、なんでこのメンバー?

  そもそも図書、あっち?の世界に関係のあるのって

 私とこの夫婦とベル、シー・・・は今いないけど、あとスズさんくらい


ミネルバ「まずは、リンゴさん。これを。」


私「はい。」


受け取ったのは、謎の本、やった!本は好きなんだ♪

 って、これってウィンドウォーカー星の基盤となる常識・・・か。

  またまた~♪常識なんて知ってて当然レベルの

 日常にさほど問題のないてい・・・ど・・・に・・・えw


ちらちら~っと見流すと、おっそろしぃくらいに

 まったく常識が通用しないようだったw


これは・・・勉強しないと。

 勉強=知らないを知る=一人になれる時間=楽しい

  あぁ、わくわくが止まらない♪


ミネルバ「やよい様にはこちらを。」


やよい「ありがとうです。」


ネズノ「なにもらったのでち~?」


どうやら、来年の期末テストまでに勉強したいようで、

 なぜかそのことを知っていたミネルバ女司祭さん。

  来年のテストのお手伝いをと、いまできない課題のクリア法

   なぜできないかを理解するために、どこで躓いたかを

  自分で把握する本を貸し出したようだ。


でも待てよ?このまえの契約の時だっけ?なんとなくだけど

 契約者しか本が読めないんじゃなかったっけ?


ルイ(リンゴさまがこの前彼女の前で風氷の闇を倒された瞬間に

   出くわしていたことにより、異世界への耐性が付いたようです。)


私(なん・・・だと。)


ルイ(不愉快そうですね)


私(異世界独り占め計画が・・・)


ルイ(おや?いつからそんな計画を?存じ上げませんが。)


私(あー!!もう!気にしないでぇ~(〃ノω×))


昌とスズは同じ本と、書類を二枚、契約書を手渡されていた。

 どういうことか、二人のもらった紙にはすごい内容が書かれていた。


この二人、実はもうすぐ死ぬらしい。

 それを自分で理解していたようで、ミネルバさんを見かけて

  午前中に色々話し合っていたらしぃ。


死亡原因までしっかり書かれている。

 えーっと?あ、隠された。


昌「うっしっし!秘密なんだぞー♪な?やよい☆」


やよい「えへへ~内緒だもんね~♪」


なんだか嬉しそうに会話しているが、えっと、死ぬんでしょ?

 いいのか?そんなリアクションで?



なんだかシリアスな展開をものともしないやり取りで、私にどうしよう

 っと何か聞いてきた。


やよいも昌も、次に生まれ変わる世界が決められる契約書を

 もらったらしい。


そこで、来世でどういう名前で生まれたいかっていう

 第三希望まで書けるらしい。


昌は、ハルマというカタカナの名前がいいらしいが、

 あっちでカタカナってあるのか?


そして、やよい。

 すごく困っていらっしゃるでござる。


うしろからベルが、こっそり名前を書きだす。



やよい「うわぁ~あ、かわいい名前!」



ちらっと見ようとしたけど、見えなかった。

 ・・・ちぇ。


そして、みんなで少し盛り上がっている中で、やっぱり

 私はすみっこで空気を演出していましたとさ。


どうしてこういう性格になったかって話は、今はしないけど。

 周りに流されて、盛り上がっていた時代もあったのよ?ほんとよ?

  なんでこうなっちゃったんだろうな~・・・


なにはともあれ、みなさんお帰りになる様子。


はぁ、帰るかぁ~。


先頭を突っ切って歩くベルとネズノ、後ろをついていく私達

 人間三人衆は道が違うから、途中でお別れ。


なんとなく気になっているのが、内容を全部見れなかったこと。

 そう、二人の紙切れごときに気がくいついて離れない自分がいる。


なんでこんな気持ちになるんだろう、そんなにかかわってもいない、

 てんでこぞって遊び相手にするわけでもない。

  あぁ、そっか、知らない間に人と接することに慣れてきちゃったんだ


まぁ、それでも人間とかかわるのは未だにいやだけど。


それでも、私の内心メーターで、昌とやよいとスズの友好度が

 少し上がった気がした。


そして、家。


みんなでお風呂!ネズノはみちゃダメよ?


女全員お風呂に集合!

 せまいお風呂で一緒に洗いあっこしている二人を眺めている。


私としては眺めているか、天井をみてボーっとしている方がいい。

 だがしかし、やはり順番が回ってきた。


私をもみくちゃに洗う二人、やられるがままにボーっとする自分。

 あぁ、眠い。


先にお風呂を出る私、まだ入っていると言っていたので、

 寝ることにした。


疲れすぎた、もういいや。

 お布団ダイブで夢の中にぴょーん☆zzz…


ーーーーーーーーベルとネズナのお風呂事件ーーーーーーー


ベル「もう寝ちゃったかな。」

ネズナ「みたいだね、ダーリンも寝てる♪」

ベル「じゃぁ、お風呂」

ネズナ「掃除しますか!」


キャッキャキャッキャ☆☆


ネズナ「?!、ぎゃあああああああああ?!」

ベル「どうしたぁあああああ!!!!でたっ!」


G[ガサゴソ?!」

G2[ガサゴソ??」


ベル「そっちいったにゃ!」

ネズナ「くるなでちーーー!」


G[ダダダダダダダダ!!(走)」

G2「ドドドドドドド!(壁登)」


ベル「( *´艸`)うふふ♪(追い詰める)」


ルイ(壁に追い詰めない方がよいのでは?=二人には聞こえてません=)


G達「ブーーーーーン!!??(飛)(本人たち驚く)」


ベル達「ひんぎゃああああああああああ><。」


ルイ(彼らは追い詰められるとようやく飛べることを思い出します

    っが、毎度飛ぶ方向を間違え、敵に突っ込んでしまうのでした

    ===っが、二人には聞こえていません!w===)


―――お風呂掃除のあるある―――


プラスチック製の桶、たらい型の湯をすくうものって、よく黒くなる

 あの黒いのって、傷の奥の方まで入っていて取りずらいんですよね


A,アルミホイルをしわくちゃのぐちゃぐちゃに丸めて

  少し水をかけながら、思いっきり擦ると全部とれるんです。

   ただし、金属系や、メッキ加工の物は 絶対ダメ!傷ついてしまう


お風呂の中ってぬめぬめになってて垢とかこびりついてカサカサに

 なったやつってとれないんよねぇ


A,え?食器用洗剤試したことありますか?


なんか答えてくれている人の口調が。。。?!


ルイ「はい、私ですが悪いですか?」


・・・やっぱり貴様かぁ!


ルイ「懐かしい人が横入りしてきましたね、それでこの企画ですか。」


???「俺の事柄はいいから、姉さんは仕事をどうぞ。」


ルイ「あ、はい、そうですか。では失礼します。」


???「相変わらずあっさりしているというか、まぁ俺も仕事に戻ろ。」


―――――――――――――――――――――


―――朝―――


んーーーんぅ、うるさい。


頻繁に電話が鳴りまくっている。

 誰からだろう、ベルも夫婦夫妻もいないようだなぁ

  しょうがない、電話に出るかぁ。


廊下の電話、微妙な壊れてるようなファ〇マの音の電話の

 受話器を取る。


救急搬送だの、病院に来てくれだの、色々言われた。

 町の一番でかい病院からだった・・・。

え?え?だれが搬送されたって?知らないよ?えええ?

 リンゴに身内なんていたっけ? 親?

  いやいや、親はほかの県内だし、うちの電話番号教えた人なんて

 お国の人がらみなら調べてかけてくるのはわかるけど

そんなことできる知り合いも友達と呼べるものもいないよ?


え・・・あれ?なんでだ?なんか胸騒ぎがする。

 なんか悲しくなるこの気持ちは何・・・。

            by緑野 リンゴ の衝動に駆られる精神より

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