11———ついに異世界転移?!———
そういえば、最近は見ないですね~・・・
”しぃのみ”
あれ、塩で炒って食べるのが好きだったんです。
公園や山に行くと、大体拾ってきていたのですが。
道の駅とかでたま~に売ってるくらいに、、、。
あ、自分の趣味はいいから早く続きを見たいって?!
・・・テヘ(∀`*ゞ)ペロ
病院生活三日目―――
そういえば、気づいたらリリィさんが、私って言いだしている。
最初会ったときは、俺とか僕とか言っていた気がする。
フードを脱ぐと、女性に戻っている・・・?
そういう性格変わる~のタイプなのかな?
それにしても、なんだろうね、最終日だから?なの?
緑のポッド風呂の、内用液がすっごい濃い!?
透明度はきれいに透き通っているが、普通に緑色w
ドクターの方は普通の反応、リリィさんの方も・・・あれ?
あっちは青色だ。
周りをよく見ると、ほかの患者のポッドも、それぞれ色が違う。
その人達に合わせた配合?なんだと思う。
緑色は好きな色だし、逆に落ち着くというか、~♪
ミネルバ「おはようございます、お二方。」
私「・・・ぁ。」
ミネルバ「( *´艸`)♪気づいてしまいましたか?」
そっか、結構遊んでいたからなぁ・・・。
もう年末だったのね。
ミネルバさんが、和服、着物を着て登場したのは
ちょっと裏山。
なんだっけ、私の家には着物はあるけど、ゆかただけなんだよね。
それに、あのゆかたは、小学生の時に使っていたやつで、
たぶんもう着れない。小さくなってると思われる。
私が育つのも、また節理。
そりゃぁ、もう高校1年なんだもん?ってすぐにでも
2年目が来そうな日付だけど。
リリィと私達で話し合っていると、ドクターがこっちへ来た。
どうやら、完治したらしい。あっけない。
まぁでも、確かに普通に動ける。
・・・?いや、前より行動できるようになった?
ドクター曰く、引きニート暮らしを半々やっていた時の
体に染みついた腐生活習慣で、なまっていたらしい。
それが少しでもとれたのでは?という会話w
このやりょぉ、わかってるよぉ( ノД`)シクシク…
その後、3人で図書館を経由して家へ帰ることにした。
フード、いやいや、リリィさんは、地球の人じゃなかったらしい。
人間族ではあるが、他星の人で、実家に帰っていった。
・・・また会えるといいなとは、思ったかな。
ちょっとだけ。
家へ帰ると、寂しい場所が復活していた。
また引きニート半分学校生活か、っと思うと
少し寂しくなった。
私「・・・ベル、いないよね。」
うん、探してみたけど、家にはいなかった。
あっちの家に行こうとしてみた、けれど図書館に入れない。
なんでだろう?
がっかりしながら、一人でぼーっとしたり、吊り下げてある
飾りを眺めたり、本を読んで・・・あれ?
図書館から借りた本、文字が読めない、今まで日本語に見えてて・・・
何かあったんだ、とは悟ったけど、その先への進展はなさそう。
ルイさんも話しかけてこない。
って、精神的に病んでるのか。
じゃなかったら話しかけれるんでしょ?
あ~ぁ、こっちに戻ってきちゃったからかなぁ。
友達・・・、いなくなっちゃった。ハァ・・・。
そうこうして、毎日毎日、半分引きこもりの、登校日数ギリギリ生活が
何か月も続いた。
あの時もらった本を、たまに見て、内容が読めないことを、確認したり
例の本棚が、消えているかどうか、道は?無いよね?
色々今までのことを確認していたが、ついにはしなくなった。
どうせ長い夢だったんだ、そう言い聞かせて、
中二病が高校で発症したんだとか、そうやって自分をだまして。
そして・・・、
二十歳にもなり、就職して、お金もある程度たまり、
心に少し余裕ができたころ、誕生日会を職場で行った。
めずらしく、社長がどでかいケーキを買ってきて、
ほかの社員も、自分の懐かしい写真~とかいって、見せびらかしたり
ワイワイガヤガヤしていたら、あの時の写真が出てきた。
写真大会の、優勝写真、作者ベル・・・。
町の貢献の・・・。
ベルが500円づつ町に配ってたやつ、卵屋のおばさんの・・・。
それをみて、私は少し泣いてしまい、周りの社員にちやほやされて
少し甘やかしてもらって家へ帰るという日だった。
それ以降、楽しいことも、うれしいことも、悲しいことだって
色々あって、大人になって乗り越えていった。
とある時期から、不安を感じていたんだ・・・。
そう、70歳くらいになった。
でも、姿が20代のままなんだ。
・・・これはまずい。
自分でもわかっている、でもなんでこんなんなのか?
理解できない、化粧品をいいものを使っている!って
ごまかしてはいるんだが、
身長も体重も、顔の輪郭、肌のハリ、なんにしても
高校1年の時とあまり変わらない。
気づくのが遅すぎた。
周りの目が気になり、色々な土地に、引っ越したり
移転することが増えてきた。
行った先で、顔が若いからって、お前どこ高?って
男子小学生や、男子中高生に聞かれて追っかけまわされたり
ましてや、職場で入社しようものなら、面接落ち
身分証明書を偽造しているとか、そういう話さえでてくる
こまったな、もうしおどきかしら?
年齢70歳、このまま生きていくようなら、たぶん
魔女狩りとかいって・・・、あれ?こんな話どっかで?
もう覚えてもいないや、昔のことだ、記憶力は確かだけど
覚えたくないことは忘れるのが、自分流。
家へ帰ると、ポストに入っていた手紙を数枚持って入る。
今日は、・・・?!
手紙は宛先に私、差出人不明?!
———手紙———
お久しぶりです、ミネルバです。ようやく繋がることができました。
この手紙、ちゃんと届いていますか?
今回は、日本語で書かせてもらいます。
たぶん、読めないでしょうから、笑
長期にわたって、そちらの地球で長く生きていらっしゃると思い
急遽連絡をいれました。
いまおいくつでしょうか?大体60~70歳くらいと思いますが?
見た目や体形など、変わりないでしょうから、
生きていくのがつらくなる時期かと思い、一報いれました。
それでですね、こちらに戻ってくる気はありませんか?
戻る気がございましたら、あちらの世界を否定しないで
受け入れてあげてほしいのです。
あなたの否定が、こちらとのつながりを断っているのです。
これは、あなた次第、もし、また一緒に生きてくれるのであれば
”ベル様や、ネズノ、ネズナさま夫妻、シーさまも”
みなでお待ちしております、歓迎会をすると言って
あの子たち、こっそり何かを作りだめしているみたいですよ
時間間隔が心配でしょうから、一応記載させていただきます。
いま、あなたのいる時間から差し引いて、
あの後から”120年”たっております。
長いようで、短い時間です、昨日のことのように、お待ちしております。
あぁ、そうそう、ベル様が言ってほしいって一言あったので、
ベル様———
歯磨き粉は研磨剤が入ってるのか入ってないのか
自分にあったのを選んでね~リンゴちゃんて歯が白いけど
何つかってるのか気になって、みちゃったんだ~
100円均一~☆安くていいよね(*´∀`*)
っだそうです。
なんか間の抜ける話ですね♪
では失礼しますが、面白い契約書があるので、送っておきますね。
記入はおすすめしませんよ?
――――――――――――
うひゃぁ、だいぶと長い手紙、書きためてたんだろうなぁ
私「・・・はぁ。」
みんな、夢じゃなかったのね、精神的な内面も、
養子すら変わらない私、たぶん、世間一般にはもう
でも、もし受け入れてくれる場所があるなら、行ってみたいな
そういえば、契約書ってなんだろう?
ちょろっと書を開いてみてみたけど、読めなかった。
おすすめはしないって、だったら契約しないの一択。
あのミネルバさんのことだ、内容を先に言ってくれているんだろう。
おすすめしない、っと。
寝よう・・・。もう夜だし。
———0:00分の時計の音———
私「うーん・・・?地震?」
地面が音を鳴らしている、まだ揺れてはいないし、
速報だって来ていない。
不思議な感覚に襲われて、目が覚めてしまった。
70歳初日。
地球の時間が止まり、距離、すなわち行動すらできずに
止まった場所に一人、ポツンと閉じ込められてしまった。
私(あれ?!動け・・・るようにはなった。でも、これって)
その当時飼っていたうさぎは動かず、持ち上げるどころか
ゲージの扉さえ、どんなけ乱雑に扱っても、動くどころか
びくともしない、これはいったい何が起きたんだ?
外が騒がしい。
窓の外を、レースのカーテン越しに覗いてみると、変なグループ
なにあいつら?っと思いつつ、話し声を聞いていた。
男A「この町のすべての動けるやつを排除しろ!」
仲間全員「おぅ!」
えーっと?(*´σー`)エヘヘ
私(どゆこと?!)
どうやら、どっかの黒幕っぽいやから、なんの面子かは、知らない
けど、もうここにはいられないと思った。
でも、どうやって帰ろう?
そもそも図書館って、私通れるようになってるの?
どうしようルイ!私、どうすればいいかわからないよぉ泣
ルイ(あらま、こんな状況で私を発動するとは
いささか関心しませんね。)
私「ルイ!」
大きな声でつい口走ってしまった。
そのせいか、男たちが声をたどって探し出した。
まずいまずいw
ルイ(私を呼べる程度に回復したようなので、
もう図書館に入れるのでは?)
そういわれて、地下の書斎に向かうと、なんと本棚が
例のごとく一個棚消えていた。
持ち主が私なので、私しか人間族には目視できないそうだ。
おかげで、男らをまくことができた。
あれ?あいつら来ないぞ?って思っているのが
ルイにとっては不思議だったそうで、それを教えてくれた。
私「あれ?このまえより図書館広くなってない?」
ルイ(それはまぁ、すべての記載がここに来ますからね。)
私「いやいや、そうじゃなくて、」
どうやって改装工事とかしてるんだ?こんな広いのに、
ネズミホール崩壊の、王国消滅の二の舞にならない?
大丈夫なんだろうけど・・・。
うぅ・・・広い。お年寄りにはキツ・・・くないや。
そういえば20代のままなんだよね~・・・。
それにしても、ミネルバさんどこだろう。
広くなっていた図書館の本を、ちらちら見ながら、奥へと進む。
すぐ近くにあったはずの、契約カウンターが、結構遠くに感じた。
どうしても歩いていくのが面倒な私、ダラダラ歩いていたら
うしろから誰かがきて、委員の制服の男性が、私を・・・
私「はずかしいからやめてぇええええ」
お姫様だっこキタ――(゜∀゜)――!!
いや、まじめにやめてほしい、70歳だけどさ!
むしろ普通だったら、この年だと落ちたら骨折ってしぬよ?!
やめてぇぇぇw
ひーんひーん言っていたら、カウンターについたw
無言で私を連れてきて、一礼して無言で去っていく男委員。
あれができる男ってやつか。
なんだなんだ?ここは真人間かリア充しかいないのか??
ミネルバ「お久しぶりです、リンゴ様。」
私「あ、はい。すみません、なぜかあの後入れなくて
なぜ入れなくなったかも理解していませんでした。」
ミネルバ「そんなもんよ~?身近なものって、簡単に壊れるの♪」
さらっと怖い事言わないでくださいよw
地球で起きたことを、簡易ではあるが、省略してすべて話した。
最後の日、地球の時間が止まったことも。
でも、地球の時間は止まったのではなく、止められたということ
他人の術でそうなっており、一定時間しかもたない術らしい。
いまごろ地球は普通に回っている。
まるで、私を図書館に引き込みたかったかのようだ。
なにはともあれ、来れたのだから、適正の年月に合わせるために
事実70歳の見た目になるまで、こっちにいたいと言ってみた。
だがすでに時遅し。
大抵は、常に合わせるように、移動を繰り返すそうで、
20年以上地球で生き続けると、ウィンドウォーカーで生きても
地球の時間に合わせられないらしい。
年相応に見えるようになるころ、地球に戻ると、
その時は、私は211歳だそうな・・・。
そんな人間はいない!無理だ!
っということで、好きな世界に転移させてもらうことになった。
地球では、とっくに死んでいたテイに
書類をまとめてくれるそうだ。
え?ってことは、異世界転移できるってこと?
ほあぁ~一度やってみたかった、中二心がそそられる。
でも、好きな世界って?そもそも確か
トリニセッテって、7つの銀河の中に7つ以上の星が、
って話だったっけな。
あれ?3つの接点でトリニ接点、だっけ?覚え方が???
考え込んでいると、ミネルバさんが仕事が早い!
星のつながりと、どこと敵対しているかとか、色々書かれた
地図を持ち出してきた。
うわぁ、机からはみ出る・・・。昔の航海時代の地図みたいな。
あ、ウィンドウォーカーだ、いろんな土地と接点の無い
独立した草原だったんだ。近くにキノコの森。
領土が一個ある。へ~。ラフ国、国の名前は・・・。
うん、読まない方がいいと思うくらい、ネーミングセンスないね☆
あれ?でも逆にかわいい気もする。
”にゃんこ連邦国”
そもそもそのまんま過ぎる。きっとラフ、猫人間の主体の国なのかな。
私「あれ?ここは?」
ミネルバ「この国はいろんな種族が暮らす世界の隅っこですね。」
内容を聞くと、いろんな話が出てくる出てくる。
その国?というか、土地の名前は、ヒューン、また違う銀河系で
ウィンドウォーカーとは、憂国関係にあり、星をまたいで
取引とかが盛んな場所らしい。
きっと図書館利用者がいるんだと、勝手に思っていたら
星船というものがあると言われた。
宇宙にでれる唯一の、マナエンジン搭載の船だそうで、水陸両用
空も飛べるハイテクさんだった。
その星のヒューンに、興味を持ってしまった。
ベル達にはごめんけど、私はそこに転移したいな。
だってこの世界、
”お米があるんだもん!!”
地味に、醤油とか、味噌とかもあるみたい、日本みたいだね!
だので、ミネルバさんに頼んで、私はそこへ行くことにした。
新天地で、新しい生活!楽しみ!
それと、ミネルバさん曰く、地球以外の星では、魔女はいても普通
っとのことで、年齢気にしないで、普通に生きて行けるそうだ。
って、いつからか、私が魔女確定みたいになってない?
まぁいっか。
契約書に血判と、名前の記入をして、今までの名前で生きることにした。
いきなり知らない名前で呼ばれても、自分のこととはわからない
っというか、ゲームでサブいっぱい作ると、メイン以外
覚えられなかったって言う、自分の失敗談・・・からかな。
緑野リンゴのまま行けるか、聞いてみたら、普通に行けるそうで。
私「じゃぁそれで!」
ミネルバさんが、その契約書を、とある石板において、読み取らせると
私の目の前に、あの残り時間時限なになに~の文字が現れた。
久しぶりに見て、なごむ私。
あと20分で転移させられるそうだ。
その間に、あっちの世界の常識、非常識を、
図書の男委員が教えてくれた。
やっぱ真人間だったか?!礼儀正しすぎる!怖いよおw
良い人すぎて怖いよおw
そうこうしていたら、体が光った。
他の委員さんたちが集まってきて、私に祈りをささげる。
委員———
かの地の女神よ、このものの行く末に栄光があらんことを。
すると、私は知らない土地に立っていた。
私(うわぁ~・・・すっごい自然が豊かなところだ)
感動して、見渡す・・・。
大きな木に人が集まって、はっぱを一枚づつ取っている
取った人は、木に礼をし、去っていく。
近くによって見てみた。
・・・、薬の木、樹齢不明なため、一人一枚とする。
へぇ~・・・樹齢不明なのか。そうとう長く立っているのかな。
人々が、私を見て驚いている。
なんでだろう。
町の人「あの・・・葉っぱをもらいに来たのでは?」
なぜ取らないのか?っと聞いてくるので、素直に
身内は元気なので、お先にどうぞ、っと答えた。
すると、その人は先へ進んでいった。
そんなに病気が蔓延しているのかな?
周りの様子からしてみて、来ている本人たちは元気そうだけど。
ルイ(それがですね、病気ではなく、傷を治す葉のようです。)
なるほど、確かに来ている人はみんな、子づれだ。
ふんふん、子供が元気すぎて遊んでこけるとかかな?
にしては、雰囲気も、姿も違う種族も来ている、
他の土地や領土から来ているのかな。
っとと、今日は止まれるところを探さないと、
まぁでも、外で野宿もいいかも♪
町の外へ出てみようかな。
町の外かぁ~早く見てみたいなぁ。次話が楽しみだ!
そういえば、なんでベルちゃんのいる世界に行かなかったんだろう?
歓迎会するとか言ってた気が?
まあでも、元引きニートさんだから、考えがあるんだろうな。
本人の行動が面白いから、見ている分にはいいけれどw
ん?そういえば、今回は豆知識入ってないね?あれれ?
っま、いっか☆
by書き主