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離陸の演習見ユ「7折り目」
立て読みで読めるようにしました
『さて、君を軍人学校に入れた理由は他でもない』
学校の偉い人がそう言うと改めて命とは何かを、認識するような言葉が出てきた
『我らの戦力にして、こう言っては悪いが駒にする為だ』
「え… 囮?」
『それは君の頑張り次第だな』
『ところで君は離陸を練習しているかい?』
「一応…」
『窓を見てご覧』
俺は窓を見た
一番中隊離陸!
そう一人が叫ぶと次々神飛行機が飛んで行く姿が目に映る
『このように離陸から訓練しているのがこの学校の特徴かな』
『君が訓練してみたい事は何かな?』
「爆撃の演習ですかね」
『それなら来週から訓練できるね』
『さて、学生寮に君の部屋を用意したから、そっちに移動しようか』
こうして来週から爆撃の演習を頑張ろうと意気込むソルア・フィルカであった