白き神と八十九の禍
少年こと喜多村由宇(きたむら・ゆう)は十歳という若さで余命宣告を受け、薄幸の女性こと藤坂千鶴(ふじさか・ちづる)は二十歳を前に病に没しようとしていた。ある日、病院暮らしの二人の前に現れたのは、神を名乗る謎の男・八九拾二郎(やく・じゅうじろう)。彼は言う。未来を変えたくはないか、もしくは、叶えたい願いはないのか、と。それらを叶える機会を与える代わりに、病院内のどこかにいるという『忘れられた神』を共に探してほしいと要求された二人は、各々の理由を胸に承諾することにした。しかし、その水面下では、千鶴の婚約者・東雲(しののめ)と八九による邪な陰謀が渦巻いていて……。
序章:平和な日常パート
2015/06/08 13:19
第一章:始まりと終わり・其の一
2015/06/08 13:20
第一章:始まりと終わり・其の二
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第二章:打算と妥協の果てにある、何か・其の一
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第二章:打算と妥協の果てにある、何か・其の二
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第二章:打算と妥協の果てにある、何か・其の三
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第二章:打算と妥協の果てにある、何か・其の四
2015/06/08 13:21
第二章:打算と妥協の果てにある、何か・其の五
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第二章:打算と妥協の果てにある、何か・其の六
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第三章:禍を呼ぶ者・其の一
2015/06/08 13:22
第三章:禍を呼ぶ者・其の二
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終章:退屈で愉快な日常パート
2015/06/08 13:50