friends50:チーム解析。
この話は、回想と解析が主なメインで話の続きは次回です。
(これまでの回想。)
俺達は日本有数のIT企業の一つ、プログレスグループの社長令息である茉山 卓にハメられ、俺達の学校の経営存続を賭けた野球の試合をする事となった。
全国から野球の各ポジションの兵(つわもの:強者)共達と自身も野球実力者である茉山を合わせたドリームチームに対し、俺達の芹沢学園高校の急造チームとの力の差は歴然としていた。
(茉山のドリームチーム:龍泉高校のメンバー、並びに打順、ポジション)
1番:ピッチャー(投手)
犀潟 真空
・右投左打
・犀潟 空平の実兄。
・調子が良いと、相手打者が手がつけられなくなる程の投球をする。
・茉山がピッチャーの時は、遊撃手、及び外野手を兼任。
・新潟県私立 頸城高等学校→東京都私立 龍泉高等学校。
・高3
2番:サード(三塁手)
上条 泰隆
・右投両打
・群津高校時は、俊足巧打の1番打者だった。
・内野安打が多い。
・福島県立 郡津高等学校→東京都私立 龍泉高等学校。
・高3
3番:ファースト(一塁手)
霜尻 賢基
・両投左打
・両投げであるため、特殊な構造をしているオリジナルグローブとミットを使い、左右両方の腕で投げられるようにしている。
・普段は左投でファーストとライトを兼任して守っているが、右投でキャッチャーやサードも守れる。 だが、左投時に比べて失策数は多い。
・福島県立 郡津高等学校→東京都私立 龍泉高等学校。
・高3
4番:レフト(左翼手)
氷関 拓也
・右投右打
・高萩 荊太郎の幼馴染みで、外野兼キャッチャー(捕手)。
・全国屈指のスラッガーでもあるが、巧打で三振が少ない。
・守備も良く、俊足、強肩、堅守の三拍子揃った選手。
・東京都郊外の小学校→東京都楓川市立 楓川小学校→東京都楓川市立 楓川中学校→北海道十勝郡山下町立 山下中学校→東京都私立 龍泉高等学校。・高2
5番:ショート(遊撃手)
東 浩樹
・右投右打
・強肩、フィールディングが良い。
・バッティングは、フルスイングが心情。 三振が多い。 バントも一応こなすが、あまり好きでは無い。
・千葉県立 館南高等学校→東京都私立 龍泉高等学校
・高2
6番:キャッチャー(捕手)
石橋 真司
・右投右打
・守備が良く、捕球能力も高い。強肩。 しかし、リードに難点有り。
・打撃は、あまり得意ではない。 パワーよりミート重視。
・徳島県立 阿波海郷高等学校→東京都私立 龍泉高等学校。
・高3
7番:セカンド(二塁手)
日向 太一
・右投右打
・バントが巧い。
・守備範囲は広いが、送球が不安定。
・秋田県私立 十和田学園高等学校→東京都私立 龍泉高等学校。
・高1
8番:センター(中堅手)
虔沼 亮也
・両投両打。
・霜尻と同じく両利きで両投げであり、さらにスイッチヒッターという非常に珍しい選手。
・守備位置によって投げる腕を決めており、投手・一塁手・右翼手時は左投げ、左翼手・中堅手・二塁手時には、右投げである。 3つのグラブとファーストミットを持っている。
・千駄木 萌の元彼氏。
・藤浦 成一と昔、チームメイトだった(栗桜高校時)。 だが、両者共面識は無い。
・勝沼商業高校1年時、夏の甲子園に出場。1年生唯一のスタメンで、エース。 更に4番を打っていた相当の実力者。
・その実績は、彼の素晴らしい野球センスと、小学生時のリトルリーグと中学生時のシニアリーグから培ってきた俊足、巧打、堅守、強肩があるからこそ。
・秀才だが、無愛想、時に冷酷。 普段から口数が少ない。
・父親の影響で、転勤族。
・東京都雪平市立 雪平第二中学校→山梨県私立 勝沼商業高等学校→神奈川県立 栗桜高等学校→東京都私立 龍泉高等学校。
・高2
9番:ライト(右翼手)
野尻 智之
・左投右打
・元々は、右投右打の投手だったが故障し、左投げに変えて野手転向した。 そのため、守備位置も外野手と一塁手に変わったが諦めきれず、サウスポー投手になる為に連日練習をしていた。
・やがて、ワンポイントリリーフを兼任出来る程の成長を遂げた。
・沖縄県立 名越高等学校→東京都私立 龍泉高等学校。
(控え)
茉山 卓
・右投右打
・今回の試合の主催者。
・岩原とは、過去に因縁がある。
・藤浦とは、リトル時代に彼からバックスクリーンへのホームランを放っている。
・普段は学生だが、時には経営者の息子として会社でも重役のポジションを任されているエリート。
・元々投手だったが、中学の時のある試合から断念。 以後、持ち前の才能と野球センスで野手として頭角を現した。
・東京都私立 龍泉高等学校
・高3
(東京都私立 芹沢学園高等学校チームの打順、及びポジション。)
1番:セカンド
美作 雅臣
・右投左打
・サッカー部所属なので、足が速い。
・東京都私立 芹沢学園中学校→東京都私立 芹沢学園高等学校。
・高1
2番:レフト
犀潟 空平
・右投右打
・犀潟 真空の実弟である。
・俊足巧打。内野安打も多く、自慢の俊足を活かした盗塁やセーフティーバントの成功率がチーム内で最も高い。
・守備範囲、肩は普通だが送球は的確。
・打率は、チーム内でトップクラス(藤浦、岩原に続く3位)。
・バントも巧く、ライン上に転がす事が出来る。
・新潟県越後市立 越後小学校→東京都楓川市立 楓川中学校→東京都私立 芹沢学園高等学校
・高2
3番:サード
屋代 光太
・右投右打
・1年で野球経験者は、チーム内で彼一人。
・堅守で、サード以外にキャッチャーとファーストも守れる。 グラブ裁きが巧い。
・大阪府豊中市立 船水中学校→東京都私立 芹沢学園高等学校。
・高1
4番:ピッチャー
藤浦 成一
・右投両打
・野球能力は、小学生の頃からやってきたお陰でチーム内一。
・キャッチャー以外なら、どこのポジションでも守れる程の堅守、俊足、強肩を持つ。
・使用可能な球種は、フォーシームストレート(ジャイロ回転)、カットボール、カーブ、フォーク。
・冷静沈着な性格上、どんな状況下でも仲間に対して的確な指示を出せる。
・神奈川県萱左区立 瀬弥川中学校→神奈川県立 栗桜高等学校→東京都私立 芹沢学園高等学校。
・高2
5番:キャッチャー
高萩 荊太郎
・右投右打
・今作の主人公
・藤浦と同じく、小学生の時から野球をやっており、リトルリーグ時に全国ベスト8。その時のチームメイトの中に氷関 拓也がいた。
・高萩がピッチャーをして、彼とバッテリーを組んだ事もある。
・元々、ポジションはキャッチャーでは無い。いつもはセカンド、あるいは中継ぎから抑えピッチャー(虔沼と同じナックルボーラー)。
・打撃は、パワーはあまり無いが、ミートが巧い。
・守備面は、守備範囲が広く堅守。俊足。肩は普通。
・東京都楓川市立 楓川小学校→東京都楓川市立 楓川中学校→東京都私立 芹沢学園高等学校。
・高2
6番:ファースト
落合 正
・左投左打
・身長185cmで長身。
・中学校時は、バスケ部所属。
・パワーも中々あり、練習でバッティングセンターを訪れた時には、10球中3本がホームランになった。
・守備範囲は狭いが、一定の捕球力はある。
・滋賀県密帰市立 密帰北中学校→東京都私立 芹沢学園高等学校。
・高1
7番:ショート
零園 彪岔
・右投左打
・チームのムードメーカー的存在。
・中学校時には、男子バレーボール部の主将。
・脚力があり、守備範囲には問題が無い。 しかし、捕球に確実性が無く、エラーが多い。
・彼女(新川 亜華梨)に応援されるが…逆に有頂天になり、とんでもないミスを冒してしまう。
・中学校時、高萩の後輩で過去のある出来事で彼を尊敬し続けている。
・東京都楓川市立 楓川中学校→東京都私立 芹沢学園高等学校
・高1
8番:ライト
潮見 麻衣
・左投左打
・チーム内で、唯一の女子選手。
・捕球能力は平均的だが、ミート、パワー、走力、肩力、守備範囲は、チーム内最下位。
・気が弱く、泣き虫だがここぞという所で思わぬ力を発揮する事がある。
・チームに入った理由は、好きな高萩と一緒に野球がしたかったから。
・茨城県つくば市立 鹿本中学校→東京都酒樽市立 酒樽南中学校→東京都私立 芹沢学園高等学校
・高2
9番:センター
岩原 克彦
・右投両打。
・最後までチームに入りたくなかった人物。
・中学校時に、富山シニアに所属していた事はチーム内で誰も知らない。
・凄まじい強肩で、氷関のタッチアップを封殺した。
・野球センスは、藤浦以上だと推測される。
・どこのポジションも、堅実に守れる器用さを併せ持つ。
・茉山とは、過去のとある出来事でお互いに因縁がある。
・富山県滑川市立 旋羽中学校→東京都私立 芹沢学園高等学校
・高3
果たして、高萩達は茉山達のチームに見事勝利し、無事に自分達の学校を護る事が出来るのか?