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序章:2つの『朝鮮語』の違いについて♪

 ネットから拾ってきた「トリビア」を、


 またしてもここでッ❤️


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 ・朝鮮語(ちょうせんご、(朝: 조선말, 조선어、英: Korean)または韓国語(かんこくご、(朝: 한국어)[3]は、主に朝鮮半島で使用されている言語で、大韓民国(韓国)と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の国語である。


 ・現在の大韓民国(韓国)の標準語及び朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の文化語は、朝鮮王朝の首都が一定して漢城府(現ソウル)であったことから、ソウル特別市の方言がベースとなっている。もっとも、北朝鮮では、文化語は平壌直轄市の言葉を基準としている建前である。


 ・韓国、北朝鮮でそれぞれ規範形の定められている複数中心地言語でもある。言語学的な基準からすると韓国で話されている言語と北朝鮮で話されている言語は同一の言語であるが、南北には発音・語彙・文法・正書法などに違いが存在する。


 ・韓国では「韓国語」に相当する「한국어(韓國語、(ハングゴ)」「한국말(韓國말、(ハングンマル)」という呼称が用いられており、北朝鮮においては「朝鮮語」に相当する「조선말(朝鮮말、(チョソンマル)」「조선어(朝鮮語、(チョソノ)」という呼称が用いられている。この他に朝鮮民族どうしの表現として「国語」に相当する「국어(國語、クゴ)」や、朝鮮語の固有語で「我々の言葉」を意味する「우리말(ウリマル)」という表現も用いられる。


 ・発音における最も顕著で、学習者が最初に気づく違いが、韓国語に存在する「頭音とういん法則(두음법칙)」の適用の有無です。

 頭音とういん法則とは?

 頭音法則とは、特定の漢字語が単語の先頭(語頭)に来る場合、本来の読みである「ㄹ(r/l)」や「ㄴ(n)」の音が発音しづらいという理由から、別の音に変化する、あるいは脱落するという韓国語特有の音韻規則です。「ㄹ」は「ㄴ」または「ㅇ(無音価)」に、「ㄴ」は「ㅇ」に変化します。

 一方、朝鮮語ではこの頭音法則を原則として適用せず、漢字本来の読みに近い発音を維持します。


 ・上記の法則が適用されると、同じ漢字の単語でも南北で全く異なる発音になります。

 頭音法則の例:同じ「女子」という漢字でも韓国では「여자(ヨジャ)」、北朝鮮では「녀자(ニョジャ)」と発音される。


 ・元の漢字の「女子」→ 韓国語では、「여자 (ヨジャ)」朝鮮語では、「녀자 (ニョジャ)」

 ・元の漢字の「来年」→「내년 (ネニョン)」→ 朝鮮語では「래년 (レニョン)」

 ・元の漢字の「歴史」→ 韓国語では「역사 (ヨッサ)」→朝鮮語では「력사 (リョッサ)」

 ・元の漢字の「労働」→ 韓国語では「노동 (ノドン)」→朝鮮語では「로동 (ロドン)」

 ・元の漢字の「李(= 人の姓)→ 韓国語では「이 (イ)」→朝鮮語では「리 (リ)」


 ・韓国では、科学技術、文化、日常生活のあらゆる場面で英語由来の外来語がそのままハングル表記で使われています。

 例1:ジュース → 「주스 (ジュス)」

 例2:コンピューター → 「컴퓨터 (コンピュータ)」

 例3:ストレス → 「스트레스 (ストゥレス)」


 ・言語純化運動と「文化語」:

一方、北朝鮮では「文化語(문화어)」と呼ばれる標準語を定め、外来語をできる限り排除し、固有語を使うか、なければ新しい言葉を造ってきました。その結果、韓国では当たり前に使われるカタカナ語の多くが通じません。

 この方針の違いにより、日常的な単語でさえ全く異なる言葉が使われています。


 例1:アイスクリーム→ 韓国語では「아이스크림 (アイスクリム)」→朝鮮語では「얼음보숭이 (オルムボスギ)」

 例2:サッカー→韓国語では「축구 (チュック)」→朝鮮語では「축구 (チュック) 」(※)北も使うが、「발로공차기 (パルロコンチャギ)」とも言う。

 例3:シャンプー→韓国語では「샴푸 (シャンプ)」→朝鮮語では「머리비누 (モリビヌ) (直訳: 頭石鹸)」

 例4:ブラジャー→韓国語では「브래지어 (ブラジョ)」→朝鮮語では「가슴띠 (カスムティ) (直訳: 胸帯)」


 ・表記とイントネーションの細かな違い:

 発音や語彙ほど大きな差ではありませんが、表記法やイントネーションにも違いが見られます。


 例1:分かち書き (띄어쓰기):

  韓国語では依存名詞(例: 것, 수, 뿐)は前の単語と分かち書きするのが原則ですが、朝鮮語ではくっつけて書く傾向があります。これは文法規範の違いによるものです。

 例2:イントネーション:

  朝鮮語のイントネーションは、韓国語(ソウル標準語)に比べて抑揚よくようが強く、やや硬くて力強い印象を与えると言われています。これはロシア語の影響や、演説などでの独特な話し方の影響も考えられます。


 ・韓国語は、北朝鮮では通じるのか・・・?:

 【基本的な意思疎通は十分に可能】

 結論から言えば、基本的な日常会話レベルであれば、十分に意思疎通は可能です。これは、方言の差はあれど、文法の根幹や基礎的な語彙の多くは共通しているためです。挨拶や自己紹介、簡単な質問や応答であれば、大きな問題なくコミュニケーションが取れるでしょう。それは、東京の人が大阪や福岡の人と問題なく話せるのと同じ感覚に近いかもしれません。

 【会話が困難になるケースとは?】

 しかし、会話の内容が専門的になったり、現代的なトピックになったりすると、途端に意思疎通が難しくなる場面が出てきます。

 

 例1:外来語の壁

 韓国語話者が無意識に使う「스트레스(ストレス)」や「다이어트(ダイエット)」といった単語は、朝鮮語話者には通じません。相手は「그게 무슨 말입니까?(それはどういう意味ですか?)」と聞き返すことになるでしょう。

 例2:文化的背景の壁

 K-POP、インターネットスラング、最新のテクノロジーに関する話題などは、文化や社会システムが大きく異なるため、単語レベルだけでなく概念そのものが共有されていない可能性があります。


 ・まとめ:

 ①:呼称の違い:韓国では「韓国語」、北朝鮮では「朝鮮語」と呼ばれる。これは政治的分断が原因。

 最大の違いは「頭音法則」と「語彙」:韓国語は頭音法則を適用し外来語が多い。朝鮮語は頭音法則を適用せず固有語を重視する。

 ②:「ハングル語」は間違い:ハングルは言語名ではなく「文字」の名前。

 ③:意思疎通は可能:基本的な会話は通じるが、外来語や専門的な話題では困難が生じる。

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