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Episode8 朝のニュース番組
午前7時00分。商業施設の外壁の大型画面に、
朝のニュース番組が映し出されている。
「昨夜、我々は大統領を殺害した。粛清である!」
その番組の中で、
反乱軍の首謀者らしき軍人の演説が始まった。
「現在、革命軍は国会議事堂を占拠している」
オレたち30 名の小隊は、
オニBASの走力アシスト機能で走り、
国会議事堂へと向かっている最中だ。
「革命の時は来た。国民よ、我々と共に決起せよ」
現在の首都には厳戒令が発令され、
多数の警官隊が配置されている。
「我が国は同盟国と称して大国に支配されてきた」
この厳戒令で、通勤の時間帯だが人通りはなく、
鉄道各社も運転を見合わせているようだ。
「これは言葉を変えた実質的な植民地支配だ」
そんな異様な朝に、反乱軍の首謀者が、
テレビ画面の中で演説を続けていた。
「我々は決起した。この国の真の独立のために」




