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Episode14 アグレッサー戦車部隊

 午後1時00分。陸軍強化訓練隊の戦車中隊、

 通称『アグレッサー戦車部隊』が、


「反乱軍に同調して首都に進行する動きを見せた」


 と、小隊長が言った。そしてオレたちは、

 オニBASで強化された身体能力で、

 大型の対戦車無反動砲を担ぎ迎撃に向う。


「オニBASは最前線が宿命だな、安斉」

「えっ、またアンタが私の相棒なの?」


 女性隊員の安斉セイラは、

 オレと組まされて、不満そうな顔を見せ、


「今度はドジ踏まないでよ」


 と、手厳しい言葉を吐いた。


「ちょっと敵に発見されただけだろう」

「戦死するところだったのよ、間抜け」


 そんなオレとセイラを見ていた小隊長が、


「痴話喧嘩か。お前たちは仲が良いな」


 そう言った時、

 オレは恋人の沙羅のことを想った。


「この騒乱のなかで彼女は無事なのだろうか?」


 非常呼集で沙羅の部屋を出てから、

 13時間が経過している。

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