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Episode10 武装解除ならず
午前9時00分。斎藤議員が、
国会議事堂から出てきた。小隊長は駆け寄り、
「反乱軍の奴らは、どうしてしたか?」
「彼らは武装解除には応じなかったよ」
と、二人は会話をしていたが、
その時、通信手が割り込んで小隊長に報告する。
「中隊本部から連絡です」
「よし、送受話器を貸せ」
小隊長は通信手の背負った無線通信機で、
中隊本部からの指令を聞いた。そして、
「小隊は装甲車で出発する」
と、命令を下した。
「今度は何処へ?」
そのオレの質問に小隊長は、こう答える。
「国土防衛派の奴らがC華街で暴れているらしい」
「国土防衛派は政治結社ですよね。武装とかは?」
「武装している。反乱軍が古い武器を渡していた」
その後、雪の降りだした首都を、
オレたちは、装甲車で駆け抜けた。だが国道は、
首都から、脱出する車で大混乱になって、
この状況では装甲車が進めない。




