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7 (アレクサンダー視点)

僕はヴィオラに可愛いと言われてから剣術の稽古の時間を増やしてもらった。

まだ僕は8歳だ。かっこいい=強い男と思ってしまう。



今日の稽古が終わり、いつもみたいに中庭で休んでいる。



花を贈ってからヴィオラからお礼の手紙がすぐに届いた。



嬉しい、そして次に会えるのを楽しみにしていると。



早く会いたいな。それから仲良くなりたい!

ヴィオラは10歳か。まだ僕は8歳だからな。そうだよな、ヴィオラからしたら可愛いってなるよな…



僕の性格上、仲良くなれるだろうか。自分でもめんどくさい奴だと思う。

素直になれない。

どうしたら仲良くなれるだろうか。




…愛称で呼びたいな。

僕も愛称で呼ばれたい!




ヴィオラだから…



ヴィオ……


うーん、違うな。



…やっぱり、これにしよう!





「アレクサンダー様、ごきげんよう。」




この声は…




「…!!…ヴィー……!」




……は?なんでここに?

って、僕今ヴィーって言った?



……母上か??

だから朝、稽古の終わる時間を確認してきたんだな。

くそっ。



…フランツはどこだ?


あんな離れたとこに!!

あの顔はなんだ!知ってたな!



この状況をどう切り抜ければいいんだ……

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