そしてとりあえずは、触れないでおこうと思った
「う・・・、うん・・・・・。」
しばらくして、少女はうっすらと意識を取り戻してきたようであった。
舞山は、彼女を見守る目で様子を見た。
「はっ・・・・・」
どうやら少女は今、自分が置かれている状況に気がついたようであった。
そして、その娘は若干表情を赤らめた。
無理もない話である。
気がついたら布団を被っている他は、全裸の状態だったのだから・・・。
しかし少女は、恥ずかしそうな表情をしていたがすぐに、すました感じの顔に変わっていた。
どうやら彼女は、ここまでに至る経緯を想像しているのではなかろうか・・。
「貴方は・・・・。」
その娘は、舞山の目を見ながら、彼が誰なのか確認してきた。
「大丈夫な様だね。」
老人は、少女が話しかけてきたので一安心と言ったところであった。
「キミは、この山小屋の玄関で倒れていたんだよ。」
今は、寒さの厳しい季節である。
もしも舞山が彼女に気がつくタイミングが違っていたら・・・・、恐らく少女は凍死するか衰弱していたであろう。
「危ないところを助けていただき、どうも有り難うございました。」
その娘は軽く目を閉じながら老人に会釈をして、感謝の礼を述べたのであった。」
そんな彼女の素直な態度に、舞山は早く体調を回復して欲しいと心から想うのであった。
でも老人は、とても不安であった。
そしてとりあえずは、触れないでおこうと思った。
彼女が身につけていた、刃物や小型の銃器についてー・・・




