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山小屋に舞い込んだ少女  作者: らすく
2/12

少女が助かるという確信

 老人の足下に倒れている少女は、おそらく14,5歳くらいであろう。

 まだ幼さの残る彼女の顔に対して、全身が血まみれの状態はあまりに残酷であった。

 まだ、その少女には息がある。

 しかし、彼女が命を失う危険はあるのではないだろうか。

 一刻も早く、手当・介抱をせねば、いけないのではないか。

 

 そこで舞山は、非常に驚いていた。

 いまさら何を驚いているのであろう?

 そして、彼は意外な表情の変化をみせた。

 何故か、この老人は落ち着きを払った態度に移ったのである。

 そして老人は、女の子を抱きかかえて山小屋に入った。


 その少女は、ベットに寝かせられた。

 とても苦しそうだが、まだすぐに生命がつきる事はないと舞山という男は見立てていた。

 それどころか彼は、少女が助かるという確信を持っていたのであった。

 一体どこから、そんな自信が表れてくるのであろうか。

 早速に、老人は少女を介抱し始めた。


 彼は、免許を持っている医者でもある。

 そしていくらかの、医療行為を行う用意も常日頃から行っていた。

 治療のために老人は、少女の身にまとう衣服を脱がした。

 彼女の肌が露わになったとき・・・・、彼は納得した。

 (やはり・・・・・・・!)

 舞山は自信の見立てが、正しかったことを確認した。

 

 彼は必死の思いを込めて、少女を介抱した。

 そして自身の技術と設備品の全てかけて、少女の命を取り留めることに成功した。

 確かに彼女は血まみれで、あちこちにに打撲・裂傷をおっていた。

 それでも舞山という男は、女の子が助かると思っていた。

 何故ならー・・・・・

 

 血まみれだった少女は、返り血を浴びていたのだった。

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