表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
97/203

No.91~初心者応援キャンペーン2

早速十連ガチャを引く。


当たりは無し、ポーション等のアイテムばかりだ。


俺はこの後もガチャを引きまくり、目当ての限定チケットを20枚当てた。


総合ガチャ数は830連、大体40回に一回位の確率で入ってるみたいだ。


他にも経験値倍加チケットは138枚とこちらは限定チケットより圧倒的に排出率が異常に高い。


大体6回に一回は当たる計算だ。


まぁ目的のアイテムは手に入れたから早速限定チケットを使用しても良いのだけど、折角ここまで来たのだから少しここで狩りをしてからでも良いだろう。


今俺がいるのは俺が基本的にいるファウストの街から大分離れた所にある山だ。


この山は山頂に近づけば近づく程モンスターのレベルが上がるフィールドだ。


このフィールドは低レベルのモンスターから高レベルのモンスターまで出現するのだが、高レベルのモンスターが出るようになるまでが長い事からプレイヤーからは不人気なマップだ。


だが俺は空を飛べるので直接山頂まで向かえるうえにモンスターのレベルは他と比べても高く、沸き効率も高いというマップなのだ。


策敵を発動してモンスターを探す、すると直ぐにモンスターは見つかった。


モンスターはロックゴーレム。

鑑定を発動させてレベルを確認すると318、俺は早速心臓の辺りにレーザー状の虚無魔法を当ててロックゴーレムを倒す。


ゴーレム系のモンスターは身体の一部にemethと書いてあって最初のeを消すと楽に倒す事ができる。


だが、オリハルコンゴーレムとか、DFEが高すぎて攻撃があんまり通らないという訳じゃ無ければ心臓の位置にある魔核を破壊する事で倒す事ができる。


ゴーレムはPOPした場所にある鉱物や岩で身体が作られている為、攻撃してもMPがあれば回復されてしまうので、魔核を壊したりさっき説明した方法で倒す方が効率が良い。


その後エネミーエンカウンターを使用して経験値が3倍という今の状況でどれくらい狩り続けたらレベルが上がるかを調べた。


結果としてはエンカウント、POP率が10倍、経験値が3倍、称号を含めた今の場合10分位モンスターを狩り続ければレベルが上がることが分かった。


じゃあ通常マップでの効率を調べた所で、限定マップに行って見ますか。


限定マップに着いた所で早速検証を開始する。


限定マップという事で通常マップより多くの経験値が稼げる事が予想される中で、最高の効率でレベリングをするためにマップの仕様を確認することにしたのだ。


先ずは地面に大きめの魔法を当てて地面を抉る。

すると数秒で地面は元通りになった。


(ふむ、マップは破壊しても修正され数秒後には元通り)


地面は衝撃を吸収する訳でもなく、修復機能が備わっているだけみたいだ。


続いてこのマップに出現するモンスターを確認する。


鑑定結果がこちら


メタルスライム


レベル418


初心者応援キャンペーンの限定マップに出現するモンスター。

レベル限定マップに居るプレイヤーと同じに固定され、攻撃力は皆無だが、レベルに応じた凄まじい程のDFEとAGIを誇るモンスター。

その身に蓄えられた経験値は膨大である事でプレイヤーに常に狙われ続ける。


成る程、まさにボーナスステージという訳だな。


プレイヤーのレベルが上がるほどDFE、AGIのステータスが高くなるから高レベルのプレイヤーはメタルスライムを倒しにくくしている、という訳だな。


だが、倒す事ができれば大量の経験値が得られると…最高じゃないか!もしかすると期間中にレベルをカンストさせる事が出来るかも知れない。


俺は先ず何体位でレベルが上がるかを調べる事にした。


(今さっきレベルアップしたばっかりだから経験値はたまってない筈)


空間魔法で身動きを取れなくして虚無魔法で倒す。


それを20回位続けたところレベルアップのアナウンスが聞こえた。


俺は予想より遥かに早いレベルアップに喜びを隠し切れず、思わず笑みが浮かんだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ