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No.78~PVPイベント8

「四回戦は神業を披露して余裕の勝利!ユウさんの勝利です!」


観客席から今日一番の喚声が聞こえる。


(まぁあんなの見せればそうなるよな…つーかユウの奴あんなの見せなくても倒せたくせに…)


賭けのページを開いて賭けの配当金を受けとる。

これで俺の所持金は2,264,147,799Gになった。


「次の試合は10分後、対戦者はシロネコさんとクロウドさんです!」


四回戦の開始まで10分有るのでギルドチャットを開く。



ユウヤ「ユウ、お疲れ様」


ユウ「おう、楽勝だったぜ」


レン「つーかお前カッコつけ過ぎだろ、あんなのにあそこまでやる必要無かっただろ」


ユウ「それはだな、試合を見ている観客に対してアピールをだな、」


ユイ「ユウさん、お疲れ様です!、ユウさんの試合カッコ良かったですよ!」


ユウ「お、おう、サンキューな」


レン「おい、ユイに色目使ったら承知しないからな」


ユウ「あ?俺がいつユイちゃんに色目使ったって?」


レン「現在進行形で使ってるじゃねぇか!」


ユイ「も、もう!お兄ちゃんってば!」


3人は盛り上がってるな。


シュウ「ホントにあの二人はいつも…ユウ、お疲れ様です」


ユウ「おう、あんがとな」


ヘル「まぁ、ユウが負けるとは思って無かったけど…皆どのくらい儲かった?」


ユウ「お、おま!それを聞くか」


ヘル「そりゃあ絶対に勝てるって分かってるのに賭けない訳無いよね、だったらどのくらい儲けたか位教えてくれても良いじゃん」


ヘルの一言から皆ユウの試合でどれ位のGを賭けたかの話になった。


ユイ「私は1500万G位ですかね、」


ヘル「へぇ~ユイちゃんはあんまり賭けなかったんだ、」


ユイ「はい、私は定期的に一定のGを残して現金化しちゃってますから、ついでに言うと昨日だったんですよ」


ヘル「あちゃ~それは残念、こんな短期間に稼げる機会なんてそうそう無いのに」


ユイ「そうですよね~ところで、ヘルさんはどの位賭けたんです?」


ヘル「私?私はね7600万Gと端数かな、1.5倍になったから1億Gは超えたよ」


ユイとヘルはそう言って自分がユウが勝つ方に賭けた金額を伝えていく。

と言っても100Gで1円に変えられるのでユイは現実のお金換算で15万円、ヘルは76万円を賭けたという事になる。


俺に関しては15億G、つまり1500万円を賭けて1.5倍の2250万円、750万円を稼いだ事になる。


え?100分の1とはいえ現金を賭けても大丈夫かって?


実際問題になってないんだから神による不思議パワーでどうにかしてるんじゃ無いか?


ゲーム通貨を現金化できるのだってそうする事で、プレイヤーが金を稼ぐ為に頑張ってプレイする様にする為だし。


まぁそんな事を気にしてもしょうがない。


ヘル「それでレンは?」


レン「俺は5000万位だな、シュウはどうなんだ?」


シュウ「私は2億ですね、現金化は殆どしないので意外と貯まってたんですよ、それで、当事者のユウも当然自分に賭けたんでしょう?」


ユウ「まぁお前ら以外に負ける訳ないしな、俺は6000万位だぞ」


ヘル「ふむふむ、皆ばらつきは有るけど相当賭けたね…そ・れ・で、ユウヤはどの位賭けたの?」


レン「それは俺も気になる、ユウヤって装備や道具も自分で作るからそこまで金を使う訳じゃ無いだろ、だからこそどんなに莫大な数が出るのか…考えるだけでも楽しいよな」


ユウヤ「おれは15億位だぞ」


ヘル「へぇ~15億…15億!?」


ユウ「マジか、多くても9億位だと思ってたのに想像の上を行きやがった」


ユイ「15億Gって言うと現実のお金で…1500万円ですか」


ヘル「賭けで1.5倍になったって事はユウヤはこの時間だけで約800万円位稼いだって事になるよね」


レン「スゲェな、まじで」


とそんなこんなでこの会話は第四回戦が始まるまで続くのであった。


ちなみに、四回戦はクロウドの勝利、五回戦はオレガノが勝った。


次は六回戦、シュウ対レンの戦いだ。

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