表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
75/203

No.70~PVPイベント0

陽菜がイベント開催を宣言してからメニューからイベントに参加する事が出来る様になった。


「俺は両方参加するけど、皆はどうすんだ?」


俺は皆に両方参加する事を伝えつつ、皆はどうするかを聞く。


「私も両方参加しますよ、流石にステータスそのままのユウヤさんに勝てなくても2位にはなって見せます」


「あ~、おれは今回ステータスが固定されてる方だけで良いや、他のプレイヤーの戦闘技術を確認できるしな」


「俺はシュウと同じで両方参加するぞ、ランキングってレベルしか表示されないからな、ユウヤやギルメン以外のプレイヤーと戦うのも自分の成長に繋がると思うし」


シュウ、ユウ、レンの三人は参加するみたいだな。


「ユイとヘルはどうする?」


「私は今回はパス、最初は参加しようと思ってたけど、私の場合隠れる場所が無かったら火力が足りないと思うし」


まぁヘルはSTRにあまり振ってないみたいだし、しょうがないか。


「でもステータス固定の方だったら大丈夫何じゃないか?」


「いや~今回はユウヤや皆が戦っている所を高みの見物させて貰うよ」


(ヘルは参加しないのか、まぁ無理強いする訳じゃないし、しょうがないか)


「じゃあユイはどうすんだ?」


俺は最後にユイに参加するかを聞く。


「わ、私ですか!私は…今回は見学します、余りPVPって得意じゃないし、今回は皆さんの応援を頑張ります!」


ユイも参加しないみたいだ、確かにユイはギルドの中じゃPVPは得意じゃ無いけど、他のプレイヤーと比べたら全然上手いと思うんだけどな、俺の全力では無いとはいえ全方向から撃つ魔法を捌けるんだから。


ユイは自分に自信が無いみたいだからな、今回のイベントで他のプレイヤーと戦って自信を付けられると思ってたんだけど…残念だ。


「ユイならいい線まで行けると思うんだけどな」


自信を持って良いぞ、とユイに伝えると


「いえ、私なんてまだまだです、他の皆さんに比べたら私なんて」


「ユイちゃんはもっと自信をもって良いと思うよ、ユイちゃんっていっつも私たちといるから気づいてないだろうけど他のプレイヤーより全然上手いよ、だってあのユウヤの魔法を切り抜けるプレイヤーはそうそう居ないっていうかギルドの皆以外に見たこと無いし」


「そうそう、だからユイはもっと自信持てって」


「ヘルさん、お兄ちゃん、皆さんもありがとうございます」


(これで少しは自信が付いてくれたらいいんだけど、ん?メッセージが来た)


いきなりメッセージがきたから確認をする。


送り主は陽菜(運営)だった。

内容は今から少し話があるからとある場所に来てほしいというものだ。


「皆、ちょっと用事が出来たからちょっと離れるな」


「分かった、気をつけてね」


「おう、行ってくる」


俺は急いで指定された場所に向かう。


そこには前回のイベント説明をしていたシファーさんと陽菜が居た。


「こんにちは、イベントの説明では見たことがあるだろうけど、ここでは初めましてだね」


「そうだな、シファーさんも初めまして」


「ええ、よろしくお願いします」


「それじゃあユウヤ君も来た所で早速本題に入りましょう」


挨拶が終わって早速俺を呼び出した理由を話してくれるらしい。


「今回貴方を呼んだのは他でも有りません、今回のイベントの解説を頼みたいのです」


(成る程今回のイベントの解説ねぇ~ん?解説?)


「じゃあ早速説明をするよ、今回のイベントでは、最終的には1対1の戦いになるんだけど、私たちはプレイヤーの不正が無いかの確認は出来るけど戦闘についてはからっきしな訳。

そこで、ランキングを実施してから不動の1位である君に戦闘の解説を頼みたいんだよ」


成る程、そういう事か…てっきり邪神に関係する話だと思ってたんだが。

あの神と運営は繋がってる筈だしな。


「そういう事なら分かりました、でも、解説をするといっても俺自身参加してるんですけど、大丈夫なんですかね?」


「それについては大丈夫ですよ、ユウヤ君が他のプレイヤーに負けるとは思って無いですし、トーナメントではユウヤ君の試合では解説はしなくても大丈夫です」


「じゃあ、ユウヤさんが解説をしてくれる事に決まったみたいだし、帰ろうか、」


「ええ、ではよろしくお願いしますね」


「はい、分かりました」


陽菜とシファーさんはそう言って帰っていった。


俺はメニューから大会への参加を選択する。


ステータスが固定の方は始めに魔法職と物理職を選ぶ選択が出たので物理職を選択、使用武器に刀を選んで参加を決定させる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ