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No.26~ゴブリン襲撃イベント11

さぁ、始まりましたゴブリン襲撃イベント二日目、レン達がログインするまでにやることをやっておこう。


まずは、ヤヨイと修羅と合流するか。


俺はメニューのパーティー欄の従者を選ぶ、するとヤヨイと修羅の名前の横に今二人がいる場所が表示される。


えっと、二人は…フィールドに居るみたいだな。


二人の場所をマップに表示する様にして、二人の元に向かった。


二人の所に向かうと二人はゴブリンの集団を相手に戦っていた。


二人は自分たちの何倍もの敵を相手に連携して戦っていた。


ちなみに、この前気づいたんだが、修羅は自分で倒したモンスターの経験値でレベルを上げるが、ヤヨイ達サポートAIはプレイヤーと経験値を共有しているので、プレイヤーと別に敵を狩らせると経験値が効率良く集められるのだ。


っと、終わったみたいだな、二人は俺が見ていた事に気づいていた見たいで、此方に向かってきた。


「マスターおはようございます」


「主よ、おはようございます」


二人が挨拶をする、俺も挨拶を返しながら、二人をみる。


ふむ、ヤヨイは俺と経験値を共有しているせいで、弓とSTR値が合ってないみたいだな、弦が軽すぎて見てる側からしたら、オモチャの弓で戦っているみたいだった。

次に修羅は…レベルが26、ゴブリンしか戦っていない筈なのに1日でどんだけレベル上げるとかちゃんと休んでんのか?


「二人ともおはよう、調子はどう?」


「はい、弓の弦が軽い位でゴブリン程度の戦闘は問題ないです」


「私も、ゴブリンバットの耐久値が大分減ったぐらいです」


「そうか…じゃあ二人とも、ゴブリン狩りは一旦止めて、ヤヨイの弓とゴブリンバットの修繕も含めて材料を買いに街に行こうか」


「「はい!」」


二人に街に行こうと提案すると良い返事が帰って来たので、早速二人と一緒に町の方に向かう。

途中、モンスターもといゴブリンとの戦闘になったが俺たちには敵わず、一瞬でポリゴンと化した。

街に着いた俺たちは先ずヤヨイの弓の材料を探しに市場をうろつく事にした。

市場をうろついていると一人の男の子が居て、プレイヤーに話しかけているみたいだった。

男の子の上にはクエストタグがついていた事からこの子はクエストNPCだと思い、話しかけようとしたら、男の子が此方の方に走ってきた。


「お願い、お父さんを助けて!早くしないと殺されちゃう!」


「どうしたの?」


「お父さんと街の外で木を伐って、帰ろうとしたら大きい蜘蛛が襲ってきて、お父さんが僕を庇って、逃げろって、このままじゃお父さんが死んじゃう、助けて!」


男の子の話を聞くと、男の子親子は木を伐採しにフィールドに行っていて、木を伐採した後、帰ろうとした時に大きい蜘蛛型モンスターに襲われたと、そして親が男の子だけを逃がして、男の子がプレイヤーに助けを求めてるって事か。


話を聞くとクエストが発生した。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

お父さんを助けて!


森で蜘蛛型モンスターに襲われている父親を救出する。


残り時間0:29:59

報酬???


残り時間が減っていってる、二人の方を見ると二人とも頷いたのでクエストを受注して、男の子にどこら辺で襲われたかを聞いて向かう。


「襲われた場所はここか?」


「ええ、襲われた形跡があります」


聞いた場所に向かうとモンスターも父親も居なかった、が、蜘蛛の糸が有った。


「マスター、アッチの方から呻き声が」


「よし!行くぞ!」


ヤヨイが指を指した方向に向かって走る、と大きい蜘蛛が3匹と、蜘蛛の糸でグルグル巻きにされている男が一人。


「修羅!父親を救出してくれ!、ヤヨイは俺と一緒にモンスターを狩るぞ!」


「お任せ下さい、絶対に助けて見せます」


「分かりました、蜘蛛が男性に近づかない様に牽制しつつ、マスターをサポートします」


ヤヨイが蜘蛛を牽制しつつ俺のサポート、修羅が男性を救出して、俺が蜘蛛を倒す、まぁ作戦的にはこうだったが、俺も二人も危なくなる事も無く、蜘蛛型モンスターを討伐できた。


街に戻ると親子からお礼を言われ、報酬を受け取った。

報酬は上質な木材+3だった。

倒したモンスターの名前はジャイアントスパイダーで、ジャイアントスパイダーの糸がドロップした。


親子と別れた俺たちはヤヨイの弓を作るために生産室に転移した。


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