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No.106~ギルド対抗戦6

「俺の事はどうだって良い、だが、今お前が見ていた事はこれからの未来だ」


そう言うとそいつは話し出す。


「このまま物事が進めば60%以上の確率でこの結果になる、それを知った我々も思うところが有ってね、君にこれを見せたという訳だよ。

まぁ我々としても世界を救う者に対してこれはひどいという事になってね、君の仲間に加護を付けさせて貰う事にした」


「なぜ、俺にこれを」


それを聞くと答えが帰って来た。


「君はこれを見たことでこれから本気で強くなろうとするだろう?

このような結果にならないように、我々はそれが狙いなのだよ、だってその方が面白そうだからね!」


じゃあ目的も達成したし、俺はそろそろ失礼するよ、といってそれは去っていった。


「そうそう、我々の加護は邪神と戦った時の死を一回だけ無効にするというものだからね!」


そして俺はレッドプレイヤーに転移させられた場所に戻ってきた。



「ふふ、これでもっと楽しくなりそうだ」


男の手元では先程の映像が流れていた。


だが、その映像に続きが有ったことはユウヤはしらない。


『ここは?』


目が覚めたユウヤはとある場所にいた。


『天国、なのか?ッツ!』


ユウヤは走る。


ここが死後の世界なのだとしたらシュウ達に会えるかもしれないと、5分、10分と走り続けるが他の人影は見えない。


もう皆に会えないのかと諦めかけたその時、ユウヤは光に包まれる。


『んぅ、ここは?』


『え?私たしか…』


一人一人、次々とギルドメンバーが起きはじめる。


死んだと思ったらいきなりギルドハウスに居るという状況に動揺しながら先程の状況を思い出す一同。


(ああああああ!!)


死んだと思って別れ際にユウヤに言ったことを思いだし恥ずかしさに悶えるシュウ。


5分程ベッドで悶え、気を取り直したシュウは自分の部屋から出る。


すると他のギルドメンバーも自分の部屋から出た所だった。


少しの会話を挟み、ギルドハウスのロビーに集合した一同。


ギルドハウスのロビーは眩い光に包まれ、光が止んだ時にはユウヤが現れる。


ユウヤは目の前の光景に驚いた。


ギルドハウスのロビーには死んだ筈の皆の姿。


だがメニューを開くと確かに存在する皆。


皆は俺の姿に驚いた表情を見せるが一転、笑顔に変わる。


「「「「「「ユウヤ(さん)!お帰り(なさい)!」」」」」」


涙が溢れて止まらない、だが悲しくて流れる涙では無いのは分かる。


(だって俺はこんなに…幸せなのだから)


「皆…ただいま!」


IF 可能性の物語


男はそこまで見て考える。


これを見せたことでより良い未来を築いてくれと。


『ユウヤ!もう時間がないよ!』


「ああ!今行く!」


男は光に包まれその場を去る、そして仲間の元に帰っていった。



さて、あれを見てしまった以上絶対にあんな結果にはさせない。


その為にはもっと強さがいる。


このゲームで強くなる方法は装備を整える他は4つ


1つはレベルを上げること。


レベルを上げればステータスが上がるし、転生をすれば3ずつステータスポイントが貰える。


2つ目は自分自身の技量を上げること。


どんな身体能力を持っていてもそれを操りきれなければ宝の持ち腐れだ。


それに攻撃を避けたり、急所を狙ったり、対人や知能が発達しているモンスターと戦う時にはフェイントや駆け引きが重要になってくる。


そして3つ目はスキルレベルを上げることだ。


武器スキルはレベルを上げることでダメージ量が上がるし、魔法スキルは威力、消費魔力も補正が掛かる。


そして4つ目が称号を手に入れる事だ。


実際これが一番強くなるのに必要になってくると考えられる。


魔王や魔神何かは特定のステータスを倍加させるし、■■■■に認められし者はステータスの上昇率を最大固定だし、初進化や初転生はステータスポイントの入手量の増加とチート級の称号を手に入れたら一気に強くなる。


称号の入手は

他のプレイヤーより速く新しい事をする物が多い。


魔法創造者や初~~が良い例だろう。


つまりこれから俺がする事は、称号の取得を最優先に行動するって事だな。

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