No.7~デュエルとアカウント凍結
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ゼロの表示が出て来てシュヴァインが斬りかかって来る。
俺は刀で受けてつばぜり合いをした後、後ろに跳んで距離を取る。
周りから「ユウヤ!やっちまえ!」だの「シュヴァイン!お前にかけたんだからな!」何て声がきこえる。
周りはお祭り騒ぎの様でこのデュエルが賭けの対象になっているみたいだ。
どうやらシュヴァインはSTRを高めに振っているようだ、つばぜり合いをした腕が軽く痺れている…が動かせない訳ではない。
俺は攻撃を受け流す事を重点的に行動をする。
シュヴァインの攻撃を後ろに跳んで避けたらいきなり火の玉が飛んで来た。
いきなりの事で避ける事も出来ず食らってしまった、HPバーを見ると3分の1位減っていた。
(へぇ~伊達にランキング2位じゃないってか)
シュヴァインは好機と見たのか剣のスキル、スラッシュを使って攻撃をしてきたが紙一重で避ける、そしてスラッシュの技後硬直の瞬間を狙って首を切りつける、するとクリティカル発生で、シュヴァインのHPがどんどん減っていって半分まで削れた。
シュヴァインは突然の痛みのせいか、はぁ、はぁ!と驚き、声をあげる。
俺はそろそろ終わらせるか、とシュヴァインに声をかける。
「そろそろ終わりにしようか。」
今の発言で今まで俺が本気で戦って無い事に気づいたのかシュヴァインの顔が歪む。
俺は龍人の種族特性である翼をはやして空中に浮かぶ。
どんどん高度をあげシュヴァインが小さく見える位まで高度をあげると急降下、重力による加速を利用した空からの一撃、当たったらHPが満タンでも死ぬ、外したら逆に負けるけど、そんな些細な事はどうでも良い、俺はアイツに勝つことだけに集中していれば良い。
急降下しながらシュヴァインの位置を確認する。
上を見上げて俺を探しているシュヴァインが俺に気づいた、がもう遅い。
俺はシュヴァインの目を刀で貫く。
シュヴァインは痛みからか目を抑えて叫んでいる。
目の前にユウヤwinと表示され、周りからは俺がシュヴァインの目に刀を刺したことから、うわぁとか、えげつねぇ、とか言ってるのが聴こえる。
元いた場所に戻るとデュエルが終わって痛みがひいたらしいシュヴァインがチートだ!と騒いでいたが
「GMである陽菜が目の前で見ててチート行為は判定されませんでした!」
陽菜がそう言うとシュヴァインが叫びながら陽菜に斬りかかっていたが、陽菜に当たる直前にシュヴァインの剣が弾かれた。
運営のバリアでシュヴァインの攻撃が当たらない中、陽菜がメニューを弄るとシュヴァインのHPはどんどん減っていき、遂には消えた。
「プレイヤーネームシュヴァイン、GMに攻撃をしてきたのでアカウントを3日凍結、よし!ユウヤさんこれが決闘の報酬です!、じゃあ私はこれで」
そう言ってメニューを操作して、陽菜は消えた。
「おいおい、確かに相手の持っている全てって言ったけどやり過ぎだろ」
報酬の内容が明らかにやり過ぎだった、まぁ二度とこのゲームを出来ないようにするために目を貫いたりしたんだが、
・レベル1~15までの取得経験値
・全ステータスをポイント化して取得
・全スキルのポイント化して取得
・称号【β突破者】取得
・36600G入手
・鉄の剣+4入手
・鉄の鎧+2入手
・革の籠手+3入手
・革の腿当て+2入手
・革の靴+1入手
・βリング入手
・HPポーション×5入手
素材系が無いのは売った後だったからなのか、手に入れた装備を装備してステータスを確認する。
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名前 ユウヤ
性別 男
LV24
種族 龍人
職業 剣士
HP6250(↑1000)
MP2500(↑400)
STR88(↑10)(+48『+5』)
DFE76(↑9)(+50)
AGI77(↑8)(+5)
INT74(↑7)
Mnd59(↑7)
Dex73(↑7)
LUK96
ステータスポイント286(+217)
E竜刀1
E革の鎧(鱗)
E革の籠手+3
E革の腿当て+2
E革の靴+1
Eβリング
スキル
・抜刀術LV2
・無属性魔法LV6
・魔力操作LV4
・解体LV2
・索敵LV2
マスタースキル
・刀術
スキルポイント154(+90)
【アナザースキル】
・最適化
・完全記憶
称号
・【Sクエスト第一発見者】
・【ジャイアントキリング】
・【超ジャイアントキリング】
・【β突破者】
所持金
65,600G
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【β突破者】
取得方法…βテストに参加、βテストの引き継ぎをする。補正、βリングの配布
βリング
取得方法…称号【β突破者】を取得する。
補正、スキル熟練度上昇(微小)
キャラ紹介でシュヴァインを追加しました。