ベタⅲ
第三次ベタ――
第二次の終わりはアレでいいと思った。
でも、見直すと……あらあらあらら…
気になるところだらけになってしまった。
だから、直して行く。
だから、直せるところなら直せるだけやる。
ということで、一番直しやすいといいますか、軸となっているといいますか、体の気になる部分からやります。
まず、八番の側面のラインから。拡大した絵はとらなかったのですが、鱗を増量し、色を塗ります。
次に、五番六番の気になる腹まわり……は、ビミョーに削って保留にしておきました。
続いて、一番と七番を直したいのですが、何が気に喰わないのかイマイチ自分でもよくわかっていませんでした。
――が、「こうするとどうなるんだろう?」の好奇心はあったので、一応下描きのレイヤーを作りました。
背びれの始まり?部分、腹の具合、
どんな風に描きたいのか、自分の絵の中のどこからドレで、どこからアレで……妄想し、下描きし、
下描きし、
組み込んで、
色を塗る。
そうすると、やっぱり気になる腹の辺り…そして、ヒレ。三番は何が気になるのかハッキリせず、腹を削るついでにヒレも削ってみるのであります。
やってみなけりゃわからないこともある――
消すのに怯えるくらいなら最初から描かなけりゃいい。気になったことにも蓋をして、最初のベタで「完成です!」で終わっておけばいいのだ。
しかし!
やっちゃったからには、気になったことを気にするならやっちまえばいい!
『新形ベタ』
やっちまった……
すると、またも気になるところを発見するのでありますが、やっといてちょっとショックでもあるというね。なんとも言えないので、次回――第四次ベタちゃんへと続くのであります。
お疲れ様でした。




