『フルオーダーメイドの依頼品』――手の木彫
いらっしゃいませ、こんにちは。
さて、ご依頼をいただいたので描いていこうと思います。
ご依頼品は『手の木彫』――ということで自分の手をモデルに写真を撮り、サンプル&練習をします。自分の手を描く(人の手もそうですが…)のは、中学生の頃でしょうか? だいぶ前の掠れた記憶ぶりでございます。あはは…
まず、背景もご依頼いただいたので、それから描いて行きます。
はい!
メッセにてやりとりさせていただきまして、緑系その他諸々で――だったので明るめの雰囲気にしました。
次に、木彫なのでドン!っと木を置いてみます。
で、写真を見ながら……トレースすれば簡単なのですが、「それじゃあいつまでたっても自分は成長出来ないかもしれない」とどこから湧いて来るのか謎の恐怖心のお陰で、意地でも――!
簡単な、描きやすいところから消しゴムで彫って行きます。
指の間の位置や関節の位置、
手首と親指、小指の位置などを確認しながら、勉強しながら描いて行き、途中でこれ以上は無理だと思ったところで皺を描き込んで行きます。
サンプルなので、木目を入れるよりもリアルな感じに自分は描けるのかどうか?
あと、皺でも無理を感じたら影や色味を足して、なんとか手の形を作って行く。
そして、サンプルの出来上がり!
めっちゃ久々にしては、写真を見ながらですが以前よりも思う通りに描けるようになりました。新たな自分発見、であります。
次は、サンプルをモトに依頼主さんの想像に寄せて行こうと思います。




