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指先一本、夢のモト  作者: こさじ
 「工房、始めました。」
73/110

得意なものとは…



 70話までひたすら絵を描いて来て……ここまでやって思うこと。


「私が、得意なものはなんだろう?」


 苦手なものならいくつでも出せるが、果たして得意なものとは何か……? わからない。


 わからないけれど、「好きなものならあるかもしれない」――と描いてみた。


 コレ↓


 挿絵(By みてみん)


 虫は嫌いなんですけど、人間とか哺乳類よりは描きやすいのかもしれません。

 そして、『炎』は楽しいです。ただ、こう…分厚くなってしまうのは練習しなければいけない…薄い炎が描いてみたいです。


 ま、今回は分厚いので頑張って描きます。

 

 大きさを少し小さくさせまして、体を描いて行きます。赤色からオレンジ、黄色、白で重ねてファンタジーな蝶にしたかったので、背中に顔でも描いてみます。


 挿絵(By みてみん)


 挿絵(By みてみん)


 ……わかりにくいんですがね。ハハ


 挿絵(By みてみん)


 続いて、新しいレイヤーを上に置き羽をだいたい作ります――


 挿絵(By みてみん)


 とここで目を作っていないことに気が付き、ペンをハード君にかえて点々しときます。なんだか毎度毎度、点々とエアブラシばっかりで申し訳ないぐらいに同じことをしていません…「次は細かいものでもやってみようと思います」とあれやこれやと考えながら、エアブラシ台形60%でボハ〜っと羽を塗って行きます。


 挿絵(By みてみん)


 以前に、スクラッチ絵で蝶を描いたので、それを思い浮かべながら作業しました。


 挿絵(By みてみん)


 最後に、羽を微調整し、デジタルペンをうっすくさせてポンポンしたら出来上がりです。

 


 挿絵(By みてみん)


 『魔蝶』



 なんでしょうかね…私の得意なもの。描きながら考えてたのですが、『蛙と金魚』ような絵がいいのか『魚眼石』のような絵がいいのか……花を描くのも好きですが、宇宙も楽しかったです。意味のわからんものも。


 うーん、絵を描くことは好きですが、いざ「あなたの得意はなんですか?」と人に伝えたいときに思い浮かばない。まるで履歴書を書くときの悶々とした時間――


 難しいですね。


 私は、絵で何を伝えたいんだろうか。



 以上です。

 お疲れ様でした。

あ、線対称定規で描くのは大好きかもしれない!

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