【線対称定規で遊ぶ】
面白いと思ってしまうと、つい調子に乗ってしまう…しょうのないこの性格でありますが、今回は線対称定規で何かを描きたいと思うます。
別作品で使ったものなのですが、線対称で描いたものがコレです。
うちの猫です。
キャンパスの大きさは、400×400。
線対称定規で楽なのは、線から半分――片方だけに集中すればいいところでしょうか。左右対称または上下対称にうまいこと描ければ一番いいのでしょうが、使えるものは使っとけ! ということで、定規を利用しまして今度はうちのばーちゃん家で新たな家族となった猫を描いてみようと思います。
まず、キャンパスは同じ大きさにして、線対称のボタンをぽちり…線が左右対称のものになっているかを確認して、目玉から描いていきます。
で、スクショでもとって画面がどうなっているのか載せたいところですが、どんどん出来ていく様をご覧いただければなぁと。……ただ、スクショでとったものが一体どこに保存されているのか知らないからって理由なだけなんですがね……
ばーちゃんから送られて来た写真とにらめっこしつつ、目の輪郭を描きます。勿論、大好きなエアブラシで。
台形60%のエアブラシを細めにして、大体の形が出来たら少しブラシを太めにしなぞります。で、目の特徴を頭にインプット――は私には難しいので何度も確認しながら黒く濃いところ、もし焦げ茶など色が違うところも線をなぞって色付けします。
ばーちゃん家の猫……シマコ(仮)は、少々垂れ目気味のまるで「寝不足か?」みたいな感じなので、その雰囲気を出せるように頑張ります。
次に目の中を描いていきます。寝起きまたは寝惚けていて瞬膜が出ていたら描いておけばいいと思います。それはそれで面白いかもしれません。
写真のシマコは……ありませんでしたので、じっくり色を観察しながら塗っていきます。このとき! レイヤーを増やしまして、輪郭とは別のものに色を入れていきます。
色を塗って輪郭が薄いところがあったら塗り直し、消しゴムで整えます。
出来たら瞳を描きます。
真ん丸なのか開いているのか、輪郭のどの位置にあるのか…
そうしたら、このままだと眼力が強すぎるので、消しゴ厶の不透明度を低く?し、小さくさせて薄っすら瞳の縁をぼかしていきます。しなくても大した違いはないんですけどね、気持ちです。
続いて、目に光を入れるのですが、いったん定規をオフにします。なるだけ、出来る限り、生き生きした目にしたいのと、写真を見ると光は対称的にはなっていないので、左右別々に入れます。
また新たにレイヤーを増やし、ペンをGペンのソフトにかえて細めにし、色は白、不透明度は9〜40%の間で納得のいくものを塗ります。
ちなみに一番下のレイヤーが目の色、2番が瞳、3番が光、4番が輪郭になっています。
レイヤーが多くなると時々、違う番号のものに描き込んでしまうことがあるため、今何番目のレイヤーか確認してから色を付けていきます。
だいたいこんな感じです。
本当は瞳のまわりとか細かくしたいのですが、如何せん写真の画質があまりよくなくて……我が家の猫さんは水色で花びらみたいな模様があったのですが、シマコはどうなんだろうか?と残念であります。
が、気を取り直して最後に毛を描きたいと思いますので、新たなレイヤー――5番を一番上に置きます。
シマコはトラ猫なので縞の位置、あと目の周辺のけの配色を十二分に観察し、写真と比べながらやっていきますが、縞は対称になっていないので縞を描き込んでから、周りの毛をやっていきます。左右対称であればこのとき定規をまたポチッとなします。
ペンはソフトくんのままです。
あとはもう十分だわってところまで描いたら完成です。
目を強調したかったので寄り目気味で、毛はテキトーなのですが、いい色の目が出来たので満足であります!
お疲れ様でした。




