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指先一本、夢のモト  作者: こさじ
 漂いまくりの思考共
62/110




 顔を描く。

 どんな顔を描こうか…

 どんな人の顔を描こうか…


 ――何も出て来ない。


 出て来ないけれど、描いてみる。

 ペンはソフト君のみを使用します。いや、後で背景にエアブラシも使ったような…使ってないような… 


 で、コレ。

 挿絵(By みてみん)

 ……真面目にやってます。

 自分の絵を見て、「ああ今の自分は笑顔は描きたくないのね」と自身の気持ちを尊重し、他の部分はもう感性に任せます。

 一番に思いついた服装、一番に思いついた色、一番に思いついた性別――といっても滅多に異性は思いつかないんですけども、自分の感情が赴くままにやって行きます。


 すると―――


 挿絵(By みてみん)


 好きな色の緑系が、そして頭巾を被らせたかったみたいです。“みたいです”とか他人事のように描いてますが、基本、「あんた…どうしたい?」と自問自答しながら作業しているので、あまり気にしないで下さい。

 

 次に、どんな肌にしたいのか。


 人間なのか、別の生き物なのか、いや、人間であっても肌の色などに決まりはないよね?と言い聞かせて。


 ま、肌色になったんですが…


 挿絵(By みてみん)


 このとき、レイヤー1番が肌、2番が髪と頭巾になっています。


 続いて、目などを描こうと思ったんですが描けませんでした。苦手ということもありますが、ここが自分のわからないところでして…

 例えれば、少女漫画のような絵を目指したいのか、リアルさを目指したいのか、どちらも憧れるけれどどちらにも足を向けられない。その絵の違いがわからない…


 そんな描き比べみたいなのをやっていたユーザーさんがいたなあ、と。思い出して見に行ったらなくなってました。退会されたのか……また一人、気になっていた人がいなくなってしまった。わかりやすかったんですけどね。残念です…


 さて、顔を描いて? 塗って? 行きます。 


 挿絵(By みてみん)


 色をあれやこれやと変えては塗って、変えては塗って。手を止めて眺めては妄想して、塗って、眺めて、妄想して。


 挿絵(By みてみん)


 ここまでやってから、「よし見習い魔女風で行こう」と決めるのであります。

 顔の向きもあらかた出来て、頭巾や髪の毛など気になるところは微調整をデキルだけやり、自分の満足度を上げます。


 そうして背景を作り、完成とさせました。




 挿絵(By みてみん)


 『魔女の時間』




 以上です。

 お粗末さまでした。


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