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指先一本、夢のモト  作者: こさじ
 自分の心を洗ってやりたい
41/110

巡礼 ⅳ



 空との距離が遠いものが描きたい!


 ――と思ったものの、何も思い浮かばず。それよりも“雪”っていいなと下絵を見ていて思ったわけであります。


 あとは、静かな雰囲気のものが描きたい。


 

 では、いつもの背景からです。

 キャンパスは500×400、縦と横の長さを交換しただけであります。


 挿絵(By みてみん)


 しかし、なかなか背景色が決まらず、他の絵を描きつつだいぶモダモダしながらやってます。


 挿絵(By みてみん)


 一応、下絵…で木っぽいものを描きます。今回、ペンは三角さんのみ使っております。

 

 挿絵(By みてみん)


 挿絵(By みてみん)


 大体、気が済みましたら色を塗って行きます。ついでに手前のただ白い部分にも所々色を付けます。テキトーです。


 挿絵(By みてみん)


 出来たら、雪化粧をさせるのですが…


 挿絵(By みてみん)


 挿絵(By みてみん)


 矢印の風の流れでは想像して雪を木にこびりつけて、それからペンの不透明度を下げまして舞い上がっている風に頑張ってみましたが――


 挿絵(By みてみん)


 背景が明るくてよくわからなかったので暗く塗り直しました。幾分、マシになったかなと思います。


 で、次にオーロラを描いて行くのですが、第二のテーマである“静”を考えると一色、もしくは二色がちょうどいいのかもなあ…ってことで新しいレイヤーに下描き兼色を決めます。


 挿絵(By みてみん)


 しかし、ここからまたモダモダします。

 濃さが決まらない……


 挿絵(By みてみん)


 挿絵(By みてみん)


 挿絵(By みてみん)


 薄くして、濃くして、消しゴムを薄っすらかけてみたりなんだり。どうしたらいいのか、薄いままで良かったんじゃないのかっ⁉

 もうこれ以上どうにもならないと区切りをつけて、月を描いて終わりとしました。




 挿絵(By みてみん)


 『巡礼 ⅳ』




 うーん…雰囲気は自分なりに良かったと思っているのですが、なんとも言えない感じであります。オーロラがいらなかったんじゃないのか? なんて、あまり固執しないほうがいいこともあるもんだと次の絵は違うものを描けるように頑張りたい。

 

 お粗末様でした。

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