妖精 ⅱ
では、背景づくりに勤しんで行こうと思います〜
まず、一番に思いついた窓枠でございます。これは妖精を描くときにはすでに浮かんだものだったので、色とか形とか想像通りに描けたらいいなと思います。
レイヤーは新しいのを召喚しまして、水色背景の枠部分をいつもの60%さんにて謎って行きます。
こんな感じに。丸みがあって、蔓っぽものが巻かさってある風なものです。
で、巻き巻きします。
ちょっとわかりにくいので拡大してみました。
……が、わかりにくい…。
まあ、太めのを巻きましたら、今度はその蔓にほっそいものを巻き付けます。ところどころ芽を出したりなんかして――
でも、全体に巻きつける前にどんなふうにするのか試しにやってみて、それから巻き付けた蔓と蔓の間を埋めるようにやって行きます。
で、出来たところでふと降りてくるものがたまにあるのですが、その想像は追いやることなく忘れないうちに形にしておきます。どんなことが後々役に立ってくれるかわかりませんから、来る想像は拒まず、去る前にやってしまえ!――であります。
それが、コレ。
覗き見。
なかなかいい味出したレンガの壁がかけました。
さて、湧いてきた想像の処理は上手くいったんで、続きをやって行きますが、
窓枠と妖精を比べて思うわけであります。「……窓…いらなくね?」なんて。自分の描いたものに疑問を持ってしまったのです。
窓をなくして、妖精を更に大きくさせて、雪の結晶とかで飾ればいいんじゃないのかと。細々した作業だったんですけど、思い切って消します。というから見えなくさせて妖精だけにし、思いついたことは何でもやってみます。
反転させてみたり、妖精の位置をずらしたり…サンプルをいくつか作って見比べて見るのです。
そうして、思うんです
「窓枠をでかくしよ」
もう人から見たら無駄だと思えるようなことをやりまくります。でも、なにがいいのかなんて自分の感覚でしか決められない――だって自分の作品だもの。作るなら自分を納得させられるものを作り出したい。例え、ありきたりな感じでも!
ということで壁を作ります。ふと思い浮かんだ先程の想像でやっておきます。ふって湧いて来てくれてありがとうございますですね。
壁に線をつけまーす。
そうしましたら、ポンポンと別の色でところどころ塗ります。正直、拡大すればわかるのですが、もとに戻すと自分で描いておきながら私の視力ではわかりません。めっちゃスマフォを顔に近づけてわかるくらいですね。それを描いてどうなるんだ?って話ですが、やるかやらないか――やらないよりだったら気が済むまでやったらいい。
そんな感じです。
それから、窓枠も緑だけでは寂しかったので少し色をつけまして、
細かくやった意味ないじゃん! てぐらいに雪を積もらせたら背景その一が一応出来上がりです。
『妖精(途中経過)ⅱ』
次は、窓の向こう側。妖精さんが何を見ているのかを描き込んで行こうと思います。




