雲王
現実でも天気がいいとそれを描きたくなるもんだ!
ということで、エアブラシで薄水色背景にすっと雲を描き、山もギリギリのところに別のレイヤーに描いておきます。下描きみたいなものです。
次に、Gペンソフト君に持ちかえまして消しゴムで山を整えた後、黒く塗りつぶして行きます。
雲を主役にしたいので、このままの空色だとぼんやりしたものが完成しそうだったので、空色を元気一杯!な感じの濃さで雲の下描きはさけて塗り直します。
続いて、半透明気味…不透明寄りの白で雲を描き込んで行きます。トントンと。
そのときに、自分の気分ででありますが、ほわっとさせたいところはペンを太めにし、透明度も上げてさっさと色付けしておきます。
一応、気持ちとしましては、右から左へと風が流れているような雰囲気にしたいので、雲の塊の右側を白を濃く、徐々に左へ薄くしてみました――が、まあ難しかったので出来るだけ頑張りました。
……うん、間違い探しか? みたいになってしまいましたが、雲の仕上げに薄まってしまった空色を付け足し、気に食わない箇所には薄っすらと消しゴムをかけました。
でコレで完成にするのもつまらないので、ちっこい鳥らしきものを描き、冒険者達が乗る飛行船も描きます。
こんなの。
それを小さく…小さくさせて、背景にほんのり光をブラシで加えれば完成であります。
最初、『雲を抜いて』ってタイトル付けたのですが、ありきたりなので『雲王』に変えました。
飛行船の後ろ側の薄めの雲が人の横顔のようなものに見えたので、想像・妄想するってことを自分の描いた絵で楽しませてもらい変更したのであります。
うん、なかなかいい色の空と、偶然の産物ですけれども面白い雲が描けたんではないでしょうか。
自分でいうのもなんですが、ほんと楽しかった(*´∀`)
でも、反省するとなら遠近法? もう少し平面ではなく見ている側をまきこんだ絵を描けるようになりたい。
だって不思議でしょ? 空は自分の頭の上にもその後ろまでにも続いているんですから、そんな風な絵を描けたら面白そうだわ。
以上であります。




