表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
300文字の物語  作者: 帆ノ風ヒロ / Honoka Hiro
300文字の物語 〜Third Season〜

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

93/136

水着

「ねぇ、プールに行こうよ」


 夏の暑さに耐えかねて、

 君の提案に

 ふたつ返事で乗ったのは僕だ。


 それでも当日を迎えると、

 胸の内は複雑だ。


「なんだか浮かない顔だね?

 具合でも悪いの?」


「そんなことないよ。

 楽しみにし過ぎて、寝不足なだけ」


「小学生か!?」


 彼女のツッコミにも

 空元気で微笑み返すだけ。


 まるで、食べかけのアイスが

 カップの中で溶けてしまったような、

 やるせない想いを抱えている。


 自慢の彼女の大胆ビキニ。


 普段は着痩せする彼女だから、

 そのプロポーションを堂々と拝む

 絶好のチャンスだ。


 けれど、彼女の水着姿を

 他の奴等にも見られてしまうのが

 なんだか悔しくて。


 僕だけの秘密にしておきたい。

 君は、心の狭い奴だと笑うのかな。


角掛みなみ様が展開されている

「サカイメの書架」にて、5度目の採用となりました。

下記リンクから動画を見ることができます。是非♪

youtu.be/EpOH16JLkn0

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろうSNSシェアツール
― 新着の感想 ―
[良い点] 可愛い男心! 角掛みなみさん、凄くお上手でした!! こういう単純な話は滅多に刺さらない私でも、角掛みなみさんが読まれるとキュンキュン来ます。 [一言] おめでとうございますヽ(^○^)ノ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ