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300文字の物語  作者: 帆ノ風ヒロ / Honoka Hiro
300文字の物語 〜Second Season〜

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イルミネーション


瞬いては消えるイルミネーション。

色とりどりの光を見ていた。


この季節だけ街を彩る、

幻想的な光景が好きだ。


それはまるで、人の一生のよう。

意識を闇へ溶け込ませながら、

そんなふうに思った。


何のために生まれてきたのかなんて、

答えのない問答はいらない。


この光のように、

誰もが輝く瞬間を待っているのではないか。

私が考えるのはそういうことだ。


だとしたら、私が輝くのはいつだろう。

まだ、その瞬間は来ていない。


私はもっと輝ける。

光を放ち続ける存在でありたい。


長い歴史のこの一コマへ焼き付けるよう、

もっともっと輝くのだ。


その輝きが、例え一瞬の出番だとしても、

同じ時代に生きる人たちと

素晴らしい時間を分かち合いたいと願う。


角掛みなみ様がYou Tubeにて展開されている「サカイメの書架」。

十月の応募作品です。

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