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300文字の物語  作者: 帆ノ風ヒロ / Honoka Hiro
300文字の物語 〜Second Season〜

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72/136

はじまりか、終わりか


 四角いマス目だけが整然と並んだ、

 真っ白な画面が目の前にある。


 これははじまりだろうか。

 いや、全てが終わった後なのか。


 進むことも、止まることも自由。

 誰に何を言われるでもない。

 自分の道は自分で決める。


『あきらめたら

 そこで試合終了ですよ』


 有名過ぎて、

 格言のようになってしまった

 あのセリフが頭を過ぎる。


「そんなことはわかってるんだよ」


 宝くじも、買わなければ当たらない。

 言葉を紡がなければ、小説は生まれない。


 あきらめたわけではないけれど、

 どこへ向かっているのか

 わからなくなる時がある。


 紡いだ物語。

 それが現実と電子の世界へ広がって、

 ひとりでも多くの心と

 繋がることができたなら。


 その時ようやく、

 俺は満たされるだろう。

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― 新着の感想 ―
[良い点]  書き出しの文章が特に好きですね。  良い始まりだと思います!  多くの心と繋がりたいというのも独特で、ヒロさんらしい作品ですね★ [気になる点]  何も書かれていない原稿に対して、すべて…
[良い点] 最新話読ませていただきました。 ヒロさんのこういう小説は大好きですね。 『カフェ・ルポゼで会いましょう』にも通じる感じのいい小説ですね。 沁みます。
[良い点]  お疲れ様ですー。 なるほど、白紙の原稿と来ましたか……。まずテーマのチョイスが冴え渡ってますね。中上、この発想は無かったですよ。身に染みてるのに……。  自分の道は自分で決めたからこそ…
感想一覧
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