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300文字の物語  作者: 帆ノ風ヒロ / Honoka Hiro
300文字の物語 〜Second Season〜

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65/136

はやい


早い。安い。うまい。

そんな三拍子が謳い文句のこの店で、

今夜もひとり、牛丼を食べる。


家族揃って食卓を囲む。

そんなものは一昔前の風景だ。


いつも顔を合わせるこの店の店員こそ、

俺の家族なんじゃないだろうか。


みんなで食べる食事。

理想的だとは思うけれど、

俺にとっての現実はこれだ。


中小企業なんて、所詮そんなもの。


休日にしか使わない食器。

休日にしか座らないソファ。


家族団欒という言葉が

異国の言語に聞こえる。


何が楽しくて生きているのか。

ひとりで夕食を食べる時には

ついそんなことを考えてしまう。


それもこれも家族のため。

この日常を守るため。


強く自分に言い聞かせ、

明日を乗り切る力に変える。


そうして今夜も、牛丼を掻き込む。


角掛みなみ様がYou Tubeにて展開されている「サカイメの書架」。

八月の応募作品です。

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