はるか先へ・第一章〜新人育成編〜
※ナレーション的な役は、大体が春華のしています。春華の心の声・思考とは、何の関係もありません!
私こと、長月春華が15歳の頃私の母、魔王レミリア・スカーレットが死んで5年ある日は、男女の3人組に捕まってしまった。捕まった先では、監獄でもない『育成場』だった…
「育成場ねぇ…ハハッ…私に何かさせるつもり?」
「まぁ…未来の事は、分からねぇが…いつかは、仕事が来るだろう。」
「仕事…てか、私の能力の何処が危険なんですか!私の能力は、«防御壁を創造する程度の能力»ですよ!確かに、私の得意な魔法属性は«血»ですけど…」
「自分の真の能力を理解してないから危険なんだよ。まぁ、これからよろしく。俺は、神川実成だ」
「わ、私は、長月春華です。よろしくお願いします。」
「なら、こっちへ来い!」
「え?え?なにするの?まさか!」
「普通に訓練させるだけだ…」
実成さんについて行きました。
「ここが、【新人育成場・A-1ブロック基礎体力訓練場・ランニングマシーン】と言う所なんだ…名前長いね。」
「まぁ、まだそれ正式名称じゃないが」
「え?じゃぁ、正式名称は何?」
「そうだな教えてやろう、これを言える人は、俺とボスだけだからな。なら、言うぞ?【政府公認組織、M&N 第三、新・新人育成施設・新・A-1ブロック・基礎体力訓練場・ランニングマシーン】だな」
「な、長い!?てか、【M&N】って?」
「【M&N】は、魔族と人間が所属し、仲良くしていると言う意味を込めているらしい。そして、最近魔族と人間では、ない〝化け物〟が現れているそれを倒す為の組織だ。ここは、【M&N】の新人を育成するための施設だ」
「へぇ…そうなんだ…」
「あぁ…それじゃぁ、まずそこのランニングマシーンをやれ」
「分かりました。」
そして、私はそのランニングマシーンを使った。まずは、10㎞/hで…
「何時間すれば良いですか?」
「まぁ、初日は、20~30分程度だな」
「え?それだけですか?」
「まぁ…それ以上出来るならやってもいいが流石に1時間半までな?」
「はーい!」
そう言って私は、1時間半したのであった。
「ふぅー他ありますか?」
「あ、まぁ、望むなら」
「望んでいます。」
「分かった…こっちへ」
そう言われ実成さんは、【新人育成場・A-2ブロック基礎体力訓練場・剣道】へと向かっていた。
「剣道?私、第一回・二回・一五回剣道大会優勝してるけど…」
「じゃぁ…逆に何が出来ない!!!」
「心理戦」
「はぁ…心理戦の訓練は、ここには無いから半年したらその訓練が出来るから我慢してくれ…」
それから、私は半年間つまんない基礎体力訓練場(Aブロック)で実成と訓練をしていた。そして私は、以前より断然に体力が有った。
「ありがとうございます!Bブロックに行ってきます!」
「気をつけろよ!」
そして、私は【Bブロック・戦闘訓練場】へ向かった。
「春華がなんやかんやで、印象に残ったな。」
そして、私はBブロックに着いた!!
「ここが…」
と喜ぼうとした所に
「君が長月春華?」
「うん…そうだけど…」
と答えたら
「私は、神川美言!それじゃ、早速だが…」
と実成さんと同じ苗字の美言さんは早速訓練を始めようとしたが
「あ、昼ごはん!」
と言ってどっかにいつまでしまった。
「え?昼ごはん?どうゆう…」
「君、新人かい?」
「あ、うん…新人の新人です」
と言ったら何か変な奴を見るような目で見られたが
「僕は、雲武!皆んなからのあだ名は、モブよろしく」
雲武くんは、雲が苗字で武が名前らしい…雲がモで武がブ…ちょっと面白いw
「美言先生は、ご飯は、毎日5食その分運動量が物凄くて…ほら」
と指差した所には、10畳分の筋トレグッズが…
「凄いね…」
と私は、苦笑いをした。理由?少ないから。そして数十分した後に、私達に訓練をさせてきた。
「今回の訓練は、簡単だ!この私から10分間逃げ切る。」
そうすると、さっきの武君が質問した
「逃げ切るって普通に逃げれば良いのですか?」
「そうだな…それだと、簡単に捕まえれるからな…魔法・能力もありとしよう。」
そうすると、周りがざわざわし始めた。一方私は、というと。
「ざわざわざわざわ…う〜ん、うるさ」
「ただし、殺しは禁止だ。それ以外は…この空間から出ては、いけないだけだ。」
とルール説明は、終わった。この空間は、壁や凹凸した床、水、森等色々な…セットがある
「さぁ、10秒数えるからさっさとお逃げ!」
と言い10秒数え始めた。
「ええと…そうだな〜、ここが良いかも」
と私は、堂々と目立つ一番高い木の上に立った。
「10!もう、行く…ぞ……は?春華お前は、何のつもりだ?」
そう問われた為私は、
「本気ですけど?」
と真面目に答えた
「そうか…私をおちょくってるのか?」
「いや…そんなつもりじゃ…」
「良いだろう…受けて立つ」
そう言って美言さんは、私に向かって«氷»魔法を放った
「貧血になるから嫌なんだけど…〔血の剣〕」
そうして、私は飛んできた全ての氷柱を斬った
「へぇ…«血»魔法…自身の血液を使う代わりに強力な魔法…そして、その魔法を使うものは、他人の出血している血を飲む・取り込むことで、自身の血と化する魔法…面白い…面白いぞ!」
「ご丁寧に説明ありがとうございます!」
そして、私もお返しに血の氷柱を飛ばした
「ほう?たったそれで、私を殺せるかな!」
「殺しちゃダメなんじゃ?」
そうして、美言さんは血の氷柱を氷の剣で斬ったが
「なっ!?」
その斬った血の氷柱の一部が美言さんの頰に掠った。
「ハハッ…良いなぁ…ルール変更!私を戦闘不能にしたら全員の勝ちとしよう…そして、制限時間は廃止だぁ!!」
そして、私以外の全員が非難の声を言いはなった。
「なら…貴女の負けね、美言さん」
「どうし…」
その時、美言さんは冷や汗をかいた
「うぐ…体が上手く動か…」
「さっき、私の攻撃に当たったでしょ?そして、さっきの説明には、一つ足らなかった部分があるの…それが、攻撃で放った自分自身の血は、色んな毒へと変化させることが出来る。だから、貴女に私の攻撃が当たる=貴女に私の血が入る…それを確認して、神経麻痺させる毒へと変化させたの。」
「そうゆうことか…ルール変更して、速攻で終わるとは…ハハッ…お前は、凄いと思うぞ?心理戦が苦手とか言ってたらしいが…多分出来るぞ?」
と美言さんは私に言ったのであった。その日の夜は、
「ええと…Bブロックの私の部屋は…205室ね…」
そして、部屋を開けたら。
「ども!」
と話しかけてくる女性が居た
「え、誰?」
「あ、そうか。自己紹介まだだったね。私は、霧雨魔理沙。よろしく!」
「う、うん。よろしく?」
「なんで、疑問形なんだよ!(笑)」
と魔理沙さんは、ツッコんできた。接しやすい人だった。今夜も、ちゃんと寝れたが…上(二段ベッドの二段目)でめっちゃ話しかけてくる魔理沙さんは、うるさかった。次の日の訓練は…
「今日の訓練は!鬼ごっこだ!」
「ええと…?鬼ごっこってただの鬼ごっこじゃないですよね?」
「そうだな、今回の鬼ごっこは、増え鬼だ!制限時間は、1時間半それまでに生き残ったやつには、ご褒美だ!ルールは、殺し以外なら何でも有り、戦闘不能にするのも無し。そして、この空間外へ出たら駄目ぐらいだ!」
ちなみに前使った空間と同じだった。
(1時間半ね…半チャーハンって何?)
「それじゃ、10秒数えるな!10…9…」
そして、皆んな走って逃げていった。モブと魔理沙と私以外は…
「ええと…何で着いてくるわけ?」
「面白そうだから」
と魔理沙が答えた。そして、モブは…
「前回の活躍者だから」
「そう…ちなみに半チャーハンって何?」
「え?それは…通常の半分の量のチャーハンらしいぞ。」
そう魔理沙が携帯を触った後に言った
「へぇ〜いや、食堂で半チャーハンは不味いって噂が流れてて。半チャーハンって不味いものなのかな〜って思って。」
「いや、普通に美味いぞ?」
「そうなんだ」
そう話している内に
「1!!!もう、行くぞ!」
と、美言さんは動き始めていた。まぁ、私達は頑張って遠くに逃げていた。
「ここだったら、バレても逃げれるはず。」
「ぎゃー!!」
「え?」
「よし、これで全体の半分っと」
(早…)
と始まって数分しか経っていないのに美言さんが半数を捕まえていた。あと、私達の待機場がバレてしまった。
「ねぇ、春華…これって」
「よし、モブ!」
「今思えば、モブって悪口だよね?ね?」
「手握って!」
「え?うん、」
と雲武は春華の手を握った。
「ちょっとごめんね!」
と言い雲武を上空に投げた
「わわわわ!?」
「ちょっくら、防壁作るか!〔血の壁〕!」
目の前に血の壁が生成した。それに、美言さんは、
「へぇ…そんな量の血を使って大丈夫か?」
「大丈夫だから使ってる!」
(私は、他の人や魔族より血の量が多いからこれぐらいで減らないけど、連続で使うのは、キツいからそれは避けたい…って)
そうこう考えているうちに、美言さん達が壁を破壊し始めた
「ヤバ…」
そうして、雲武の手を取り魔理沙と共に走ってその場をしのいだ
「あれ?居なくなってる…逃げたね…よ〜し残り時間30分か…遊びでもやるからには、全力でやるか…いくよ!皆!」
「「「おぉー!!!」」」
私達がいる所からでも聞こえる空間が震えるほどの大きい歓声が聞こえた。正直五月蝿い。
「五月蝿い!!!」
「しょうがないだろ、皆私達を捕らえるのに必死なんだから。」
「これは、実戦?」
「ち、違う、でしょ」
と雲武が冷静(?)にツッコミして来た。
「あはは、そうだね〜」
そうこうしていたら…
「こっちから大声が聞こえたぞ!!」
と大勢の足音が聞こえ始めた。
「どうする?」
「迎え撃つ!!」
「それは、だめでしょ」
私達はまた逃げだした。それから25分後…
「終了」
と言う声がこの空間全体に聞こえた。
「今回逃げ切ったのは、長月春華、雲武、霧雨魔理沙、古明地さとり、古明地こいし、博麗霊夢だ。この6名は私からのご褒美…私へのハグ券だ!」
「「「「は?」」」」
「ハグ?私お姉ちゃんとだったらしたいな!!」
そう、今回の勝者の一人古明地こいしが言った
「え?私とだったらしたいの?私は全然良いわよ!何ならずっと…」
もう一人の勝者古明地さとりが暴走していると
「あふん」
「少し、抑えなさいよ」
と勝者の博麗霊夢が止めてくれた
「あ、霊夢…」
「あら?魔理沙、勝てたんだ」
「ま、まぁな…」
お互いの間に沈黙が流れていた
「どうせ、その娘のおかげでしょ?」
「…」
「魔理沙は、何もしないで良いの。だから、ずっと部屋で引きこもってたら?それじゃ」
と去っていこうとする霊夢に私は、手を掴んで
「何?私は、これから部屋に戻るんだけど…」
「さっきの言い方酷くない?魔理沙は、一生懸命頑張ってたのに…何なら私達は、魔理沙が最後まで生き残れたんだよ!」
「魔理沙が?」
「魔理沙が大好きで、危険に晒させたくないのかなんか知らないけど…」
「え!?あ、え!?」
と霊夢は、明らか動揺して。それでもお構い無しに
「魔理沙は、あなたの為に頑張ってるって昨日の夜言ってたよ!」
「私の為…」
「それじゃ、あなたは魔理沙の親友なんでしょ?ならお互い助け合えばいいじゃん…」
そうして、私は魔理沙を連れ部屋へと戻った
「ありがとうな…」
「別にいいよ!なにする?」
「じゃぁ…トランプでもする?」
「良いね!じゃぁババ抜きね!」
「それ良いな!」
と私達が、部屋の中で話している時に外では
「魔理沙…私の為に…私、最低だ…魔理沙のこと何にも分かってない…魔理沙にとってこんな最低な人必要ないよね…」
「何しているんですか?」
「あ、さとり…」
「ふむふむ…そうゆうことですね…」
「さとりには、やっぱりお見通しか…」
「ついでに、魔理沙さんの心の声も聞きますね…」
「うん…」
「別に謝れば良いと思いますね…」
「え?謝れば良い?」
「はい、別に魔理沙さんはそれくらいで要らないと思う人では、ないと思いますね」
「そうなんだ…」
「それじゃぁ先に戻りますね」
と言ってさとりさんは、部屋に戻っていった
「謝ればいいか…うん、そうだよね…小さい頃から魔理沙は、誰にも優しいから…」
と言い私達の部屋の扉を開けた
「あ、あの!」
「え、霊夢…」
「え、えと…さっきは、酷いこと言ってごめん!」
「え…私、魔理沙のこと何も考えていなかった…」
「…」
「ごめんなさい…許してくれとは思っていない!ただ、私は…魔理沙と」
と霊夢が言いかけて
「別に良いよ」
と魔理沙が言った
「え…」
「別に私は何とも思ってないよ…ただ、霊夢も私のことを考えての行動だったんだな」
と魔理沙は、目に涙をためながら言った
「トランプ…」
「うん…魔理沙がもし死んだりしたら嫌だから…」
「それは、私もだよ…」
そして、霊夢と魔理沙はお互いに抱き合った
「トランプ片付けて良い?」
「霊夢…」
「魔理沙…」
「あの…」
そして、その後は霊夢も混ざりトランプをした。ちなみにしたのは、真剣衰弱をした。私は、大惨敗!魔理沙と霊夢は引き分けだった。そして、霊夢は自室に戻り。私と魔理沙は明日のために寝たのであった。
「あれ?ここはどこ?」
次の日起きたら知らない場所に居た。
「全てが真っ白…」
家具とか色々あったけど真っ白だった。と部屋を探索していたら、急に美言さんの声が聞こえた
《ええと…皆起きてもらってすぐなのは悪いが脱出ゲームをしてもらう!》
(は?…)
《ルールを説明する!これは、最終的には四人では、ないとクリア出来ない様になっている!》
「四人…」
《そして、四人で一緒に出口から出なければならない!》
「一緒に…」
《仲間割れで攻撃・殺しは駄目だ》
「雲武、魔理沙、霊夢だったら大丈…」
《ちなみに絶対に私が決めた四人組になるようにしてある》
私は、何かを察した。うん、多分私の考えていた四人組じゃない…
《その四人組は、何十個ある大きな囲いに小さな部屋が何個か有るように設定してあり、その小さな部屋達にランダムで4人いる内の一人ずつ入っている。》
「大規模…」
《クリアかどうかは、最初の5組がクリアとする。まぁ、頑張れ。よーいスタート!》
そこで美言さんの声が途切れた。
「はぁ…まずこの空間から出ないと…」
この空間には…椅子、机、電球、モルモット(白)、電話機、レモン(白が塗られている)、ルービックキューブ、ようかん(白あん入)があった…
「何かな……あ、簡単だね!ええと…扉どこ?」
と私は扉を探して探し続け
「はぁ…疲れた」
と壁にもたれかかったら
「キャ!」
壁が回転して…外に出れたけど
「背中痛い…」
「あ、」
と痛くて目を瞑っていたけど誰かの声が聞こえて…
「誰?」
「え?あ、ええと…僕は、春風九鈴…一応男」
「一応?」
「うん、女女言われすぎて分からなくなって…」
と大変そうだね〜と思いながら話を聞いていると
「やっと出れた…」
「貴方は、誰?」
と誰かが出てきたので誰か聞いてみた
「俺は、如月春」
「春君?」
「まぁ、それでいいと思う」
とこの短時間で春君と九鈴ちゃ…君と出会ってあと一人
「あと一人だね…」
「だな」
「そだね〜少し探検する?」
「え、どうして?」
「ここにも謎解きがあるかもしれないし…」
「ええと…僕解いちゃったよ?だから待ってるの、今のところ全員部屋からここの空間に飛んでそうだし。」
と九鈴君が言っていたら
「よし、やっと出れた!」
と女の人が出てきた
「ええと…」
「私はリナ・スカーレットよ」
「え!?スカーレットって、私のお母さんの…」
「貴女のお母さんは?」
「レミリア・スカーレットだけど…」
そう、言うと後ろに居た九鈴君が驚いて、春は
「魔王様の子供…だけど、名字が勇者様一族の…」
「あ、じゃあ私達従姉妹だね」
「じゃぁフラン伯母さんの…」
「そう!私は、フランドール・スカーレットと[ERROR]ってずっと言っているお父さんの子供!」
「[ERROR]さん…」
そうして、私は知らない記憶をフラッシュバックした。
『どうして[ERROR]と言うんですか?』
『…良いだろ…春雷』
(さっきのは…)
と私が考えていると
「早く行こうよ…」
「そうだな」
「「わかった」」
とちゃっかり、リナちゃんとシンクロしたけどまぁ、いいか!
そして、謎解きを解いて行ったら
「これ、出口?」
「多分」
「まぁ、行けば良いだろ」
「それじゃっ!」
と言って私達の背中を押して
「はいろー!」
「ちょっと〜〜!!」
そして私達は、出口に入って行った。
「君たちでちょうど5組目だよ」
(あぁ〜訓練と言いながらゲームさせるの楽しい)
そうして、今日の訓練が終わった。それから数ヶ月色々の訓練(?)をやって行き…
「今日が最後の訓練だ!」
結局私が沢山関わってきた人は、魔理沙、霊夢、雲武、リナ、九鈴、春だった…
「今日の訓練は、私と1v1だ!ルールは、単純私を満足させたら合格だ…」
(まぁ、全員合格にするが…)
そして、どんどんと合格者が出てきた。悪い所があれば、ここをこうすれば良いと教えていた。そして、魔理沙の番になった
「よし…良いぜ!」
「始め!」
「先手必勝!いけ、私のボム達!」
そう、魔理沙が言ったら魔理沙の後ろから可愛い物(?)が美言さんに向かって進んでいった
「へぇ〜…」
(これくらいかわせば)
魔理沙曰くボムの子達をかわした美言さんであったが
「いけ!〔マスタースパーク〕!!」
と美言さんがかわした所へそれを撃った。そして、
「合格だ」
とその声が聞こえた。
「よっっっっっしゃぁぁぁぁ!!!」
「魔理沙!良かったじゃん!!」
と魔理沙と霊夢抱き合い。最後に私の番が来た。
「本気で来い!」
「分かりました!」
そして、戦いがスタートした。
「〔防御壁〕」
「バリアを張ってどう…」
と美言さんが言って居たら
「そうゆう使い方か!面白い…」
美言さんが行っていたそういう使い方とは、美言さんの周りにバリアを張りそれを縮小させると言う使い方。そして、美言さんは気づいてないけど、このバリアに私の血を含ませて…
「おりぁあ!」
美言さんがバリアを壊した瞬間!大量の血が出てきて
「〔血のナイフ〕!」
そう私が言うと大量の血がナイフになり美言に全て当たった。
「凄いな…断然合格だ」
そうして、私達全員合格し、Bブロックを出た。
「もう、終わりか…」
この施設はA・Bブロックしか無くて、Bブロックを合格できれば卒業になる。そして、私達はBブロックを合格したので、卒業になった。
「次は、ここ?」
そして、私は【M&N】の本部へと居たのであった。そして、フラン伯母さんを殺したと言う偽りの罪を被せられた[ERROR]は…
「はぁ…俺が、フランを殺すはずがないだろ!」
そう俺こと、[ERROR]・長月露は…政府直属の監獄【AKARI】に囚われていた。
「はぁ、またフランを守れなかった…」
そうすると俺の目の前に知らぬ誰かが現れた。そうして、俺にあることを教えて消えた
「そうゆうことか…もう少し、待っとくことにしとこう。」
これにて、『はるか先へ』第一部『新人育成編』終わりです!
短編は、初めてなのでこれで大丈夫か分かりませんがこれからもこの『はるか先へ』を見て下さると嬉しいです!