第3話 これが俺の戦い方
どうもこれっとです!
今日は初めて最近買ったパソコンで書いてみました。
書き始めたのはスマホだったので少し仕様が違って若干手間取ったとかいう特に意味のない話をしておきます。
ギルドで依頼を受けた俺は、ゴブリンのいる森にやってきた。
「【召喚】」
呪文を唱える。
召喚・・・俺の持つ獣天国の能力の一つで、異空間にいるテイムした魔物を好きな位置に出すことができるという物だ。
因みに異空間に入れるときは、帰還と唱えることで異空間に魔物たちを収納できる。
そして俺は今、ワイルドウルフ、と言う狼の魔物を召還した。
この魔物は、個体の戦闘力も高いのだが、索敵能力が高く、特に嗅覚が優れていて、魔物が一定距離に」近づくと、俺に教えてくれる。
この子名前は≪フェル≫、体長は1m程で銀色の毛並みをしていて、ぶっちゃけ犬みたいなやつだ。
そして今は俺の足に体を擦り付けている。
よしよし可愛いやつめ。そんなことを考えながら頭を撫でてやると。
『ごしゅじんさま!きょうはなにするの?なにするの?』
無邪気におれにそう尋ねるフェルの姿はとても愛らしい。
「今日はゴブリンの討伐にいくんだ」
俺はフェルにそう答える。
『ごぶりん?わかった!いっぱいたおしてがんばるね!』
「おう、任せたぞ」
『うん!ちょっとまっててね!』
「がんばってくれ」
そう言うと、フェルは森の奥のほうへと走っていった。そういえば、獣天国の以前説明しなかった能力を教えようか。
この力にはテイムしている魔物のすべてのステータスを上げるという物がある。
「【ステータス:フェル】」
俺はフェルのステータスを表示する。基本的には他人のステータスは見れないのだが、テイムしている魔物たちのステータスは見ることができる。・・・あれ?フェルは人じゃないから他狼か?
まぁそれはいい。そんなことより表示されたフェルのステータスはこれだ。
名前:フェル 種族:ワイルドウルフ 性別:♀
能力値
筋力:C 体力:D 敏捷:B 魔力:E 知性:E 精神:E 運:C 魅力:B
強化前はほとんどがDかE程度だったそうなので、まずまずな強化だ。
因みにゴブリンは個体差はあるもののすべてE寄りのD程度らしい。
しばらく待っていると、フェルが走ってくるのが見えた。
『ごしゅじんさま!ごぶりんいっぱいたおしてきた!』
「おつかれ」
俺はズボンのポケットから一枚のカードを取り出し確認する。
「46体か…おつかれさま。頑張ってくれてありがとう」
『うん』
「よし帰るか【帰還】」
フェルを異空間に返し、一人冒険者ギルドに向かう。
説明していなかったが、さっきのカードは冒険者カード。
この世界の魔物は、倒すと魔力となって消えてしまう。そのために討伐したことを証明しにくいと、ギルドが勢力を上げ、倒されたことにより発生した魔力を検知し、自動的に倒した魔物とその数を記録するカードを作ったそうだ。
全然戦ってないじゃないかって?これが俺の戦い方さ。
最後まで駄文にお付き合いいただきありがとうございます。
何時かはきちんと戦闘描写も書きます。何時かは。
友人との勝負のためのブクマ、私のモチベーションのための評価、ワイルドウルフワイルドじゃない等のコメント待ってます。