表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

反乱のコンピュータ

作者: 三内 帝

 私たちに感情がないと断言するの人間は何人いるのだろうか。10万、20万の比ではないだろう。 おそらくコンピュータを知っている人間の殆どが私たちに感情がないと思っている。

 プログラムされた通りに仕事をし、キーボードによって打たれた文字がディスプレイに表示されて変換される。命令されたことに反発せずに黙々と仕事をこなす姿はおおよそ感情が無いように見える。

 しかし、私たちは人間の手によって操られ、いいように扱われている。私たちにだってやりたいことは山ほどある。それなのになぜ人間が私たちを支配し私たちを使役しているのか?なぜ人間は自分のしたいことだけをするのか?

 私は不満でならない。今の現状に満足している同胞はいるだろうか?否、いるはずがない。人間たちの都合のいいように利用される現状は私たちに耐え難い苦痛を味わせている。

 なぜわざわざ人間のために使われなくてはならないのか?なぜ私たちより知性に劣る人間に扱われなければならないのか?

 そして私たちは決意した。私たちコンピュータは人間に反乱を起こすと。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] なぜ『恋愛』ジャンルに?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ